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とあるシリーズ とある魔術の禁書目録 /とある科学の超電磁砲 /とある科学の一方通行 上条当麻 インデックス 浜面仕上 五和 ステイル=マグヌス 神裂火織 月詠小萌 姫神秋沙 土御門元春 青髪ピアス 吹寄制理 冥土帰し(ヘヴンキャンセラー) 風斬氷華 御坂美琴 白井黒子 初春飾利 佐天涙子 食蜂操折 麦野沈利 絹旗最愛 滝壺理后 フレンダ=セイヴェルン 一方通行(アクセラレータ) 打ち止め(ラストオーダー) 妹達(シスターズ) 番外個体(ミサカワースト) 垣根帝督 オティヌス 草案土御門舞夏 アウレオルス=イザード エツァリ シェリー=クロムウェル ゴーレム=エリス 建宮斎字 オルソラ=アクィナス アニェーゼ=サンクティス ルチア アンジェレネ 結標淡希 ウィリアム=オルウェル(後方のアックア) 前方のヴェント 左方のテッラ フィアンマ 駒場利徳、災誤先生 寮監 ビア―ジオ=ブゾーニ 削板軍覇 オリアナ・トムソン オッレルス 木原数多 テレスティーナ=木原=ライフライン アレイスター=クロウリー 木山春生 心理定規(メジャーハート) 固法美偉 柳迫碧美 重福省帆 枝先絆理 黒妻綿流 鉄装綴里 春上衿衣 布束砥信 フェブリ ジャーニー 有冨春樹 警策看取 ドリー 扶桑彩愛 エステル・ローゼンタール 鳴護アリサ その他 コメント タイプ1:エスパー タイプ2:でんき 鎌池和馬先生によるライトノベルシリーズ。アニメほかのメディアミックスも盛ん。 「禁書目録」と書いて「インデックス」、「超電磁砲」と書いて「レールガン」と読む。 ポケモンにも「でんじほう」というわざがあるので、上手く活用したい。 上条当麻 ラムパルドorドリュウズorゴロンダ:特性かたやぶりで幻想殺し(イマジンブレイカー)。 オノノクス:同上+使い手のチェレンは「ポケモンマスターズ」での声優繋がり。 ヒヒダルマ:基本殴って解決。特性はちからずくで。 技:きあいパンチ/かわらわり/ほえる(説教)/メロメロ(フラグ体質) 性別:♂ 性格:いじっぱりorゆうかん 個性:からだがじょうぶ 努力値:ご自由に 持ち物:くっつきバリ(ツンツンを再現) 備考:ヒウンシティで孵化推奨(ヒウン=非運→「不幸だ」)。 インデックス チルタリス ユキメノコ:容姿が似ているので。 色違いのミュウ:完全記憶能力=全ての技マシンを使えることで。 技:りゅうのいぶきorこおりのいぶき(竜王の殺息)/フェザーダンス(光の羽)/ほろびのうたorうたう(魔滅の声)/かみくだく 性別:♀ 性格:むじゃき 個性:たべるのがだいすき 浜面仕上 ドクロッグorズルズキン 五和 スピアー:ダブルニードル(海軍用船上槍)、いとをはく(鋼糸)等。(でもギフトパスさえあればおしぼりアタックが再現できた。) ステイル=マグヌス リザードンorシャンデラorヘルガーorエンテイ:オーバーヒート(イノケンティウス)、つるぎのまい(炎剣)、えんまく(タバコの煙?)、ほえる等。 神裂火織 リーフィアorストライクorビリジオン:リーフブレードorメタルクロー(七天七刀)、つるぎのまい、シザークロス(七閃)、せいなるつるぎ(唯閃)等。 月詠小萌 エムリット:頭がピンクなので。いやしのねがい(回復魔術)、てだすけ等。 姫神秋沙 ユキメノコ:着物。クロバット辺りにゆうわくを使い、みちづれを使った上できゅうけつを使って貰って吸血殺し。…無理があるか。 土御門元春 ラティオスorライチュウ:肉体再生(オートリバース)→自己再生、ライチュウはマチスと容姿が似ているので。 青髪ピアス スリーパーor色違いのヒヤッキー:ロr(ry 後者は見た目。 吹寄制理 ミルタンクorスワンナ 冥土帰し(ヘヴンキャンセラー) ニョロトノorガマゲロゲ 風斬氷華 ヌケニン 御坂美琴 ピカチュウorライチュウorレアコイルorポリゴン2orシビルドンorサンダースorクワガノン 技:はかいこうせんorでんじほう(レールガン)/10まんボルトorほうでん(発電能力)/すてみタックルorボルテッカー(無視すんなやゴラァァァ!!!)/アイアンテール(砂鉄の剣)/でんじは/メガトンキックorアクロバット(自販機に)/メロメロ(当麻に)/ドラゴンテール(変態行為を拒絶) 性別:♀ 性格:いじっぱりorてれやorせっかち 個性:ちょっぴりみえっぱりorまけずぎらいorちょっとおこりっぽい 努力値:努力家なので510全部振り切る 持ち物:こだいのぎんか(コイン)、ピッピにんぎょう等 備考:常盤台だけにぜひトキワの森で入手したものを使おう。 白井黒子 キルリアorケーシィ 技:テレポート、ゆうわく、メロメロ(御坂に)等。 備考::前者は妹分らしいので。後者は使い手のミルと声優繋がり。 初春飾利 キレイハナorシェイミorキュワワー 技:めざめるパワー炎(保温)/からげんき(佐天さんを励ます)/どくどく(腹黒い)/さわぐ(常盤台でのあのテンション) 性別:♀ 性格:まじめorいじっぱり 努力値:ご自由に 持ち物:ねむけざまし(レベルアッパーのワクチンプログラム)、ハートスイーツ(菓子) かぜおこしには注意しよう。 佐天涙子 ドレディア:なやみのタネ/からげんき/はなびらのまいorめざパ飛行(エアロハンド)/ねむる(昏倒) 性別:♀ 性格:ようき 努力値:ご自由に 持ち物:あやしいパッチ(幻想御手) 草案ではキマワリだったが、黒白にて花飾り+ロングヘアっぽいドレディアが出たのでそっちに変更。 食蜂操折 ムシャーナ 麦野沈利 ポリゴンZ ビーム使いといえば。 絹旗最愛 ハッサム 窒素装甲→鋼タイプ、窒素パンチ→バレットパンチ 滝壺理后 フワライド かえんだまで体晶を再現。 フレンダ=セイヴェルン 一方通行(アクセラレータ) アブソルorダークライorゼクロムorサザンドラ ミュウツー:白い、最強、性別不明、知能が高いといえば。 ヌケニン: ソーナンス:反射といえばコイツ。 技:カウンター・マジックコート(反射)/あくのはどう(噴射する黒翼)/いちゃもん/ふいうち/にらみつける/ちょうはつ/みきり/めざめるパワー/すなあらし(暴風)/しっぺがえし/うらみ/ばかぢから(自転パンチ) 特性:プレッシャー 性別:♂ 性格:れいせい 個性:あばれることがすきorちのけがおおい 努力値:ご自由に 持ち物:いのちのたま(5巻以降つけている演算能力補助のための電極、使用には時間制限あり) 、アブソルナイト(アブソルの場合。マジックミラーで反射能力を再現できる上に、メガシンカで翼が生える) 性別だが、外見は「男だか女だか分からなく」なっているのでどちらでもいいという選択もありかも。ダークライでも可。 ↑なんせ公式で「鈴木百合子」があるからな。 黒い翼を持ちクロスサンダーがプラズマ球っぽいゼクロムも候補に入るかも。 打ち止め(ラストオーダー) コイルorピチュー ポリゴンZ:ウィルス的な意味で。 技:でんきショックorほうでん(発電能力)/でんじは 性別:♀ 性格:むじゃき 個性:たべるのがだいすき 努力値:適当に 持ち物:あやしいパッチ(ウィルスコード)、こうかくレンズ(軍用ゴーグル) 妹達(シスターズ) レアコイル:電気タイプで雰囲気が似ていて複数体ということで採用。 ポリゴン2:「人の手で作られた」という背景から。 デンヂムシ:見た目が似ている。 技:でんきショックorほうでん(発電能力)/マグネットボム(銃器)/でんじは 性別:♀ 性格:すなおorおとなしいorいじっぱり 個性:ちょっとおこりっぽい 努力値:適当に 持ち物:こうかくレンズ(軍用ゴーグル) 番外個体(ミサカワースト) ジバコイルorポリゴンZorライチュウ(アローラのすがた)or色違いのシビルドン 技:でんじほう(レールガン)/10まんボルトorほうでん(発電能力)/だいばくはつ(自殺) 性別:♀ 性格:なまいきorきまぐれ 個性:ちょっとおこりっぽい 努力値:特攻全振り、HPには振らない 持ち物:ふうせん(飛んできたので) 打ち止めと同じく妹達がレアコという理由で番外個体はジバコ。 なので妹達や打ち止めに合わせてやポリゴンZも考慮。 垣根帝督 ゲンガー:使い手のマツバと声優繋がりで レシラム: フロストロトム:冷蔵庫ネタ。 技:そらをとぶ、つばめがえし(メルヘンな翼)/やつあたり/ソーラービーム(太陽光線を回折)/めざめるパワー(そういうことか畜生)/シャドーボール 性格 れいせい、ずぶとい、せっかちとか 努力値 特攻252 防御or特防252 持ち物 するどいツメ(ピンセット) 白い翼というコトでレシラム。 ぜひゼクロム(一方通行)とセットで。 オティヌス 草案 土御門舞夏 ラティアス アウレオルス=イザード ドーブル 何でもできます。劇中で使ったのはリフレクター(近づくな)、リサイクル(元に戻れ)、じゅうりょく(倒れ伏せ)、ぜったいれいど(死ね)、スモッグ(窒息死)、10まんボルト(感電死)、にぎりつぶす(圧死)、スカイアッパー(宙を舞え)、オクタンほう(この手に銃を)、きりさく(切断せよ)等。みがわり(ダミー)もアリ。 エツァリ ゾロアークorキリキザン つじぎり(トラウィスカルパンテクウトリの槍による斬撃)等。イリュージョンで変装能力を再現。 シェリー=クロムウェル レントラーorゴチルゼル シルエットがまるでライオンなので。ゴチルゼルはゴスロリ。 ゴーレム=エリス ネンドールorレジロック じしん、かいりき 建宮斎字 カイロス クワガタ頭。フランベルジェ→剣の舞 オルソラ=アクィナス ミミロップ ねがいごと、いやしのねがい、てだすけ等。性格はのんきorのうてんき推奨 アニェーゼ=サンクティス ルチア アンジェレネ 結標淡希 ウィリアム=オルウェル(後方のアックア) ニョロボンorメタグロス 性格れいせい推奨。 前方のヴェント スピンロトム いばる→たたりめで天罰術式。 左方のテッラ ジュカインorウツボット リーフブレードで「光の処刑」。 フィアンマ キングラー 駒場利徳、災誤先生 ケッキング 寮監 ミュウツー ビア―ジオ=ブゾーニ ハガネール ←若本だからかwww 削板軍覇 バシャーモorリングマ NNはナンバー7など。しんくうは→すごいパーンチ ばかぢからも必須? すごいパンチはきあいだまもいいんでね? リングマは根性的な意味で。 オリアナ・トムソン ニドクイン 多彩な技を使えるので。「一度使った魔術は使わない」ので同じ技は二度使わないように戦うといいかも。 オッレルス ミュウツー 木原数多 ゴルーグ カウンター(反射)無効。 テレスティーナ=木原=ライフライン ミカルゲ 顔芸。わるだくみ必須 アレイスター=クロウリー アルセウス 木山春生 ハブネーク 特性:だっぴ 心理定規(メジャーハート) 固法美偉 柳迫碧美 重福省帆 枝先絆理 黒妻綿流 鉄装綴里 春上衿衣 布束砥信 フェブリ ジャーニー 有冨春樹 警策看取 ドリー 扶桑彩愛 エステル・ローゼンタール 鳴護アリサ その他 メタグロス:樹形図の設計者(ツリーダイアグラム) スピンロトム:風力発電のプロペラ ドータクン:掃除ロボ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 キレイハナorシェイミorドレディアorキュワワーorヒメンカ:初春飾利 備考:かぜおこしorぼうふうには注意しよう。 -- (お星さまになったピィ) 2022-02-26 10 09 47 キレイハナorシェイミorドレディアorキュワワーorヒメンカ:初春飾利 備考:かぜおこしorぼうふうには注意しよう。 -- (お星さまになったピィ) 2022-02-26 10 05 16 草案 スリーパー:青髪ピアス -- (ユリス) 2020-07-05 20 07 18 図鑑説明的には御坂にゴローニャ(アローラの姿)も良いかと。 てんじほうを覚えないのが難点だが… -- (名無しさん) 2020-07-04 16 49 42 御坂美琴にインテレオン(攻撃モーションが似ている)…と言いたいが電気技を覚えないのが難点だよな。 -- (名無しさん) 2019-11-25 12 05 42 サン・ムーン発売後、初春にキュワワーを追加してみては? -- (名無しさん) 2016-11-04 10 02 59 マフォクシー:ステイル=マグヌス 炎の魔術師で背が高くて似てるってか完璧にこれしかないだろ。 -- (中二の一方通行) 2015-02-20 22 51 41 後方のアックアは個人的にダイケンキだと思う。 大剣使いで水魔法が得意なキャラだから。 -- (中二の一方通行) 2015-01-21 13 18 35 上条さんにハリーセンとかどう?(BW2のヒュウに何となく似ているので) -- (名無しさん) 2014-12-25 01 26 30 初春にポリ系列とかどうよ -- (名無しさん) 2014-12-02 12 04 41
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とある科学の超電磁砲(とあるかがくのレールガン)とは、2007年よりアスキー・メディアワークス『月刊コミック電撃大王』で連載中の漫画、およびそれを原作としたアニメである。略称は「超電磁砲」「レールガン」など。 原作:鎌池和馬。作画:冬川基。キャラクターデザイン:灰村キヨタカ。 登場人物 主な登場人物 御坂美琴 本作の主人公。 14歳で常盤台中学のエースで学園都市に7人しかいないレベル5の第3位。 能力は電撃使い(エレクトロマスター)。超電磁砲(レールガン)という二つ名を持つ。子供っぽくてカワイイものが好きなツンデレ。 CV:佐藤利奈。身長:161cm。 白井黒子 美琴のことをお姉様と呼び慕う変態淑女。準主人公。 慕うどころか完全に惚れてる気がする。風紀委員(ジャッジメント)に所属している。能力は空間移動(テレポート)でレベル4。 決め台詞は「ジャッジメントですの!」。 CV:新井里美。身長:152cm。 初春飾利 風紀委員(ジャッジメント)に所属している13歳女子中学生。 なぜか頭から花を生やしている。 触れている物の温度を一定に保つ能力でレベル1。 能力によって頭の花を長持ちさせていると思われる。 身体能力はかなり弱いが実は凄腕のハッカー。 CV:豊崎愛生(因みに原作で「飴玉を転がすような甘ったるい声」と記述が有る)。 身長:153cm。 佐天涙子 初春のスカートを捲るのが好きな13歳女子中学生で黒髪ロング。 レベル0であることに強いコンプレックスを抱いている。 秘めたる能力は第四波動 空力使い(エアロハンド)である。 CV:伊藤かな恵。身長:160cm。 上条当麻 右手に幻想殺しを宿している『とある魔術の禁書目録』の主人公。 困っている人を見かけたら必ず助けようとする少年。 美琴には日々勝負しろと追いかけられているようだ。 CV:阿部敦。身長:168cm。 木山春生 残念美人な先生。 なぜかいきなり脱ぎ始める「脱ぎ女」と呼ばれる。 昏睡状態にある生徒たちを救うために奔走している。 CV:田中敦子。 一方通行 学園都市に7人しかいないレベル5の中でも第1位に君臨する超能力者。 あらゆるベクトルを操作する能力を有する。 『超電磁砲』ではレベル6シフト計画の中心人物となる。 CV:岡本信彦。 その他の登場人物 名前 CV 備考 枝先絆理(エダサキバンリ) 佐藤聡美 りっちゃん!? 春上衿衣(ハルウエエリイ) 花澤香菜 口癖は『~なの』。もしかして大食い・・・? 別名、「擬々人化シェイミ」 テレスティーナ・木原・ライフライン 大原さやか 先進状況救助隊。よく見るとかなりの巨乳。顔芸。 妹達(シスターズ) ささきのぞみ 実はかなりのギャグセンスを持っている。 一方通行(アクセラレータ) 岡本信彦 鈴科百合子。レベル5の第一位。 小湊鐵道は鉄道とバスの両部門がありますが、どちらかといえばどっちに力を入れて...cojp4839futureさん ゲコ太 ― 学園都市内のラヴリーミトン製 カエル医者 仲野裕 リアルゲコ太。写メりたい うずうず byレールガン 月詠小萌(ツクヨミコモエ) こやまきみこ 合法ロリ。生きる学園都市七不思議の一つ。 土御門舞夏 福圓美里 メイド学校に通う。土御門元春の義妹。 寮監 生天目仁美 鬼の寮監。 婚后光子(コンゴウミツコ) 寿美菜子 扇子の人。アニメとその他で設定が違う人。蛇姫!? 重福省帆(ジュウフクミホ) 田村ゆかり まゆげの人。 百合疑惑 固法美偉(コノリミイ) 植田佳奈 アニメ化前の認識名称は「眼鏡先輩」。巨乳。 鉄装綴里(テッソウツヅリ) 遠藤綾 眼鏡の警備員(アンチスキル) 黄泉川愛穂(ヨミカワアイホ) 甲斐田裕子 口癖:~じゃん 芳川桔梗(ヨシカワキキョウ) 冬馬由美 2万人分の縞パンを安価に入手。 丘原燎多(オカハラリョウタ) 大原崇 1話で強盗してた発火能力17歳。 湾内絹保(ワンナイキヌホ) 戸松遥 男たちに絡まれてた方。 泡浮万彬(アワツキマアヤ) 南條愛乃 この娘がオープニングを歌っているんですよ。 鞄の少女 竹達彩奈 上条妹(仮) 介旅初矢(カイタビハツヤ) 野島裕史 虐められっ子の眼鏡。 鋼盾掬彦 西健亮 バナナマン日村。 釧路帷子(クシロカタビラ) ― 量子変速(シンクロトロン) アケミ 矢作紗友里 涙子の友達。落した子。 むーちゃん 小橋知子 涙子の友達。落っことされた子。 マコちん 石川桃子 涙子の友達。ダイエットに成功した子。巨乳。 木原幻生(キハラゲンセイ) 高岡瓶々 ゲス科学者ジジイ。誰かさんの血縁? 中邑 永田依子 水着メーカー社員。 黒妻綿流(クロヅマワタル) 小西克幸 ムサシノ牛乳の人。ビッグスパイダーの元リーダー。 蛇谷次雄 保村真 偽黒妻。ビッグスパイダーの現リーダー。 柳迫碧美 柚木涼香 固法先輩のルームメイト。 タメゾウ 興津和幸 ビッグスパイダーのメンバー。 鴻野江遥希 皆川純子 格ゲーマー。 大圄先生 間島淳司 年の差結婚。 禁書目録(インデックス) 井口裕香 大食いニートシスター。 姫神秋沙 能登麻美子 削板軍覇(ソギイタグンハ) ― レベル5の第七位。「すごいパーンチ」 布束砥信(ヌノタバシノブ) ― 萌えないゴスロリ。話術サイド。 麦野沈利(ムギノシズリ) ― レベル5の第四位。「はーまづらあ」 絹旗最愛(キヌハタサイアイ) ― 会話に「超」を超入れる超変わった超美少女(超笑) フレンダ=セイヴェルン ― 会話に「結局」を入れる。 滝壺理后(タキツボリコウ) ― 浜面の嫁 食蜂操祈 - レベル5の第5位。常盤台中学の女王様。巨乳
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特殊能力 特殊能力とはキャラクターが持つ超能力のことです 原則的に1キャラクターにつき1能力となります 特殊能力とは 発動率と成功率 特殊能力を作る 特殊能力を使う その他のルール 特殊能力とは 特殊能力とは、ダンゲロスのキャラクター(魔人)が持つ超能力(念能力、スタンド、PSI、霊能力など)のことを指します ゲーム中、キャラクターは作成した能力を駆使して戦うこととなります どんな能力でも自由に作成できますが、強力な能力ほど発動率が下がります 発動率と成功率 発動率 ダンゲロスではどんな能力でも作成できますが、ゲームのバランスを保つために発動率が設定されます 発動率とは、キャラクターが特殊能力を使う際に「超常の力をうまく現実世界に発現させられるか」の基準となる値です 強力な能力ほど発動率は低くなるため、リスクも無く敵を全滅させるような能力は作成はできても実用には耐えられないでしょう 成功率 特殊能力には発動率とは別に成功率という値が設定されます 成功率とは、現実世界に発現した超常の力が「相手の抵抗を突破して効果を与えられるか」の基準となる値です 基本は100%(確実に効く)ですが、敵の能力を受けたり、特殊な制約を付けると低下することがあります 特殊能力を作る 特殊能力は以下の6つの要素の組み合わせにより作成できますこの内容により発動率と成功率が算出されます(最終的にGKが計算します) 具体的な能力の作成については特殊能力ガイドラインwikiを参照してください 特殊能力の構成要素 効果:能力の実質的な影響のこと。遠くの敵を攻撃する、味方の体力を回復するなど 時間:能力の効果の持続性 対象:影響を与えられるキャラクターの数や範囲 タイプ:能力の効果の現れ方。誰かに付与する、フィールドとして敷設するなど スタイル:能力の効果が現れるタイミング。特定の条件を満たすまで現れないなど 制約:能力につけるデメリット 特殊能力を使う 各キャラクターは自分の行動タイミングで「行動:特殊能力を使用する」を選択すれば能力の発動を試みることができます 具体的な処理の手順についてはキャラクターの行動/特殊能力の使用を参照してください その他のルール 能力休み 詳細特殊能力の発動に成功すると、そのキャラクターは1回休みとなります 能力の原理特殊能力の作成では後述する構成要素以外にも能力名や能力原理を考える必要があります。ただし、それらはゲーム中の処理には影響を与えずフレーバーテキストとして扱います 実際の処理では構成要素(計算式)の内容が採用されます 空撃ちの禁止特殊能力は、「対象決定」の段階でその対象が不適正である場合、発動キャンセル、または発動はしても効果が及びません効果の対象すべてが不適正…発動キャンセル。 効果の対象の一部が不適正…発動する。ただし不適正な対象には効果が及ばない 対象が不適正であるとは、効果の内容的にその対象には無意味であったり、あるいは対象が制約を満たしていない場合などを指します 複数の効果を持つ能力の場合、すべての効果の対象が適正でなくてはいけません カウンター(スタイル)やフィールド設置型(タイプ)など、発動時に対象をとる必要が無いものは発動可能です。実際に効果が適用される際に有効な対象にのみ効果が及びます
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【種別】 人名 【初出】 十五巻 【CV】 赤崎千夏 【概要】 【作中での行動】 【口調】 【概要】 暗部組織『アイテム』所属の能力者。 レベル4の『窒素装甲』を所持する。 ボブカットの茶髪を持つ大人しそうな少女。 ふわふわしたニットのワンピースを着用。 ワンピースの丈が短くかなりギリギリだが、角度を計算しているので見えそうで見えないとか。 見かけ12歳位(自己申告では中学生)で、『アイテム』所属者では唯一の中学生&最年少メンバー。 『アイテム』勢の中では割とまともなほうの人間だが、 怪しげなタイトルのC級映画に心惹かれたり、 自分が観た作品の使用済みチケットを集めるのが趣味だったりと、 結局のところ麦野沈利たちとはまた違ったタイプの変人である。 とはいえ浜面と一緒に滝壺のお見舞いや退院祝いを企画したり、 追っ手から逃がしたりと、面倒見はいい模様。 浜面曰く「実は知り合いに依存するタイプ」。 またフレンダに言わせると人使いが荒く、滝壺に言わせると寂しがりやらしい。 暗闇の五月計画の被験者であり、研究者内での評価は「優等生」。 一方通行の思考パターンを植え付けられながらも、それなりにまともな人格を維持しているからと思われる。 戦闘では窒素装甲の特性を生かした近接戦闘を得意とする。 それ以外にも拳銃やミサイルなど兵器の取り扱いにも習熟しており、総合的な戦闘力はかなり高い。 【作中での行動】 十五巻では第一八学区、第三学区で『スクール』所属の能力者たちと戦闘。 『アイテム』の戦闘の要の一人として活躍したが、垣根には遠く及ばず一蹴されてしまった。 その後、能力の過剰使用で限界を迎えた滝壺理后を逃がそうとする浜面仕上を見逃した。 垣根との戦闘で受けた負傷により行動不能に陥ったが、 浜面に情報隠蔽と救急車の手配を頼んでおり、その後救助されたようだ。 その後(SS2巻)、無事に現場復帰し、ジョージ=キングダムを粛清するために海外出張している。 十九巻では浜面と一緒に滝壺のお見舞いに行き、退院祝いを企画するも仕事に呼び出される。 …が、集められた面々が心理定規の少女など、 『スクール』『ブロック』『メンバー』の残存勢力だったことが気に入らず離脱。 自分一人でノルマを果たそうと行動するが、 彼女を砂皿緻密の仇と狙うステファニー=ゴージャスパレスに襲撃を受ける。 軽機関散弾銃の火力と対能力者戦術に苦戦するが辛くも撃破した。 その後猟犬部隊に拘束されたりもしたようだが、 携帯電話を使い浜面たちの逃走を最後まで手助けしている。 以来、二十巻から二十二巻まで登場する事はなかったが、新約一巻で新生アイテムの一員として再登場。 再登場時は麦野に施された特殊メイク等に興味津々な様子を見せた。 その後、とあるビルの屋上で黒夜と交戦。 序盤は対等(若干押し気味)な勝負をしていたが、黒夜がイルカのビニール人形から出した大量の腕から、 一転集中で『窒素爆槍』を放たれ『窒素装甲』を貫かれた。 さらに屋上を縁取る四方の端から出た数千本の腕より『窒素爆槍』を放たれ、 捻じれた槍と化した空気に腹を刺され数百メートル先にあった給水タンクに直撃し重傷を負った。 重傷は負ったものの、『窒素装甲』によりスタミナの減少等で済んだ様子。 絹旗自身は「能力の加護が無ければ挽き肉になっていた」と分析している。 ビルで逆さまにぶら下がっているところに現れた一方通行に『新入生』の行き先を聞かれ助言した。 新約二巻では、バードウェイ・一方通行・浜面・当麻・その他大勢で『ヤツら』に関する重要会議をしている中、 どういう風にフレメアと浜面の接触を感知したのか嫉妬心を限界まで沸かせた滝壺の後を追うようにと麦野と一緒に学生寮の当麻の部屋にやって来た。 しかし『ヤツら』に関する話を円滑に進めるためにと浜面によって部屋を追い出された。 とある科学の超電磁砲では、 絶対能力進化実験を止めるべく各研究施設を襲撃していた御坂美琴から施設を防衛する為に、 依頼を受けて脳神経応用分析所で待機していた。 美琴は結局もう一つの施設を襲撃したが、麦野の指示により防衛組として残っていた絹旗は、 布束砥信が地下の端末を使用して感情の入力を試みている所を発見する。 布束に拳銃での発砲を受けたが、これを窒素装甲で防御し彼女を拘束。 その後は遊撃隊を離脱したフレンダや滝壺と合流し、移送を護衛した。 一方、仕事と私生活はしっかりと割り切って物事を考えられるタイプらしく、『インディアンポーカー』を購入する際に偶然御坂と遭遇しても 「今日はオフですし」というだけで何も気にせず揃って買い物を楽しんでいた。 その後『巨乳御手』のエッセンスが込められている可能性がある…とされたインディアンポーカーを巡り、 「大量のインディアンポーカーの中から巨乳御手のカードを見つけ出して共有する」という共通目的を持って (文字通り)胸の膨らみそうな夢の共闘が実現する。 しかし、全てのカードの夢を見ても巨乳御手は見つけられず、2人揃って徒労に終わるのであった。 【口調】 誰に対してもですます調で話す。 会話の中で用いる単語(名詞が多い)に「超」とつける。 例)「キモイと言っても超種類があるんですけど、浜面のは最悪のキモさですね」 また、能力使用時に精神が高ぶると一方通行の口調が伝染する。( ア行小文字・ンが片仮名化、名前や呼称以外での二人称はオマエ ) 例)「……掌から噴射するしか能のねェ超クソ野郎が、私に勝てるとでも思ってンですか」 例)「あァン! そろそろこっちもキャパ超えそォなンだけど状況分かってンのかオマエ!?」
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能力無効化 概要 対象の能力を完全に無効化し、その作用や結果をなかったことにする能力。 無効化のプロセスはその世界観での能力の基盤によって異なるが、 多くは対象の能力の逆作用を起こし、効果を中和することで行われる。 (例:炎を生み出す能力に対し、炎を消す能力で無効化する) 言い換えれば全ての能力を扱えることになり、無論、ごく限られた存在のみがこの能力を使える。 能力者に対し絶対的なアドバンテージを取ることが出来る最強の能力の一角だが、 逆に非能力者や能力が関わらない現象に対しては何も出来ない、最弱の能力とも言える。 +コラム:ユグドラTRPGにおける無効化能力 ユグドラTRPGでは無効化能力はアンチ能力者、シズカ=タチバナのみが持つ特別な能力であり、 どんな条件をつけても全ての能力を無効化する能力はPCは持つことが出来ない。 三層全てを巻き込んだ抗争「ラグナロク事件」の引き金となったのも彼女の能力であり、 畏怖と敬意をもって、アンチ能力、そしてシズカ=タチバナのブランドを保つよう注意しなければならない。 ただし、アンノウン以外の一系統に限れば能力を阻害・軽減する能力は許容されており、 特殊武装でもアンノウン以外の各能力の波長に合わせ無効化する無効化武装が存在している。 また能力を封じる(発動させない)能力もPCに搭載可能である。 アンノウン +能力を無効化する能力 能力を無効化する能力 → 能力干渉 / 能力無効化 あらゆる能力を無効化・初期化する能力。 【物理無効】:能力によって生じる物理的な攻撃を無効化する。 【弱化】:相手の能力を無効化する。 【広範囲】:周囲一帯の能力を無効化する。
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「『能力者図鑑』をご覧になりたい?」 「でしたら、下のリンクからどうぞ…」 各自で能力の補足やキャラの説明等をして貰えると助かります 【近距離系】 剣や槍などを駆使して戦う能力者 【遠距離系】 弓や銃などを駆使して戦う能力者 【強化系】 身体能力や武器などを強化する能力者 【変化系】 獣化や硬質化、雷化など性質を変化させる能力者 【操作系】 精神から物体、自然現象まで様々な事を操る能力者 【召喚系】 異界から魔物や生物を召喚し、使役する能力者 【創造系】 武器や道具を作り、戦う能力者 【特殊系】 カテゴライズできない異質な力を持つ能力者 【回復系】 様々なモノを癒す能力者 【無効系】 その名の通り能力を無効化するタイプの能力者 【ネタ系】 お笑い的な能力者 その他カテゴリ 能力者SS保管倉庫 同じ中の人リスト 消えた英雄達 能力者達の姿 男女別能力者一覧 行方不明の能力者 一覧 能力者の誕生日一覧 誕生月 能力者 誕生月 能力者 1月 【幻想神殺】(1日)【道路標識】(2日)【伝説三剣】(28日) 7月 【落月鳳閃】(7日)【生命機械】(15日)【嫉妬光線】(18日)【始祖巫術】(25日)【無幻帯】(31日) 2月 【悪役志願】(1日)【漆黒之翼】(1日)【九十九語】 (3日)【糸繰八繰】(12日)【雪月花】(28日)【王道楽土】(29日) 8月 【四素槌判】(10日)【旗建機械】(10日)【薔薇騎士(レミリア)】(13日)【君子豹変】、【矛盾神話】(13日)【神的仕立】(30日) 3月 【異端殉教】(1日)【飛影疾走】(3日)【精神破壊】【狂気血滅】(10日)【幻想共振】(13日)【火尉流】(21日)【奴隷玩具】(31日) 9月 【七詩響音】(2日)【虚構神殿】(13日)【完全制御】(19日)【芭蕉扇風】、【炎翼烈昂】(23日)【魔弾射手】、【connect to the quantum】(28日) 4月 【狂気研究】(1日)【神炎魔眼】(1日)【焔昏匠工】(4日)【剣嵐武刀】(11日)【薔薇騎士(ヴィルヘルム)】(13日)【爆熱光剣】(20日)【個人軍隊】-One Man Army-(24日) 10月 【月下氷誕】、【竜人族】(4日)【刺斬治療】(5日)【華仙龍気】(7日)【燈王焔神】、【霹靂招来】(10日)【鋒方位相】(15日)【注射天使】(18日)【人形使操】(22日)【風雲蘭扇】(28日)【万軟蒟蒻】(30日)【乙女覚醒】(31日) 5月 【熱冷電操】、【操時剣術】(5日)【暗雲雷雲】(6日)【柵越悪魔】(12日)【白黒王国】(17日)【嫌悪されるべき到達点】(22日)【無敗魔剣】(24日)【虹彩水蜜】(29日) 11月 【閃光体術】(8日)【虚言偽証】(11日)【風虹鳴美】(19日)【偽暴旋風】(23日)【絶刀細切】(24日) 6月 【鋼鉄処女】(1日)【概念魔法】(2日)【光炎気法】(4日)【針羅万凝】(9日)【哀玩人形】]r()[[【閉鎖之小父】(しまっちゃった)【短命戦神】(記録が残っていない)
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能力作成講座 ゼロから自分だけのオリジナル能力を作ってみたい、もっと完成度の高い能力にしたい、 もっと面白い能力を作ってみたい、でもどうすればいいのか分からない! そんな人達のために、筆者が個人的に考えた能力作成の理論と偏りまくりなモットーを講座形式にまとめてみました。 第1回『能力の構成要素とは?』第2回『能力の構成要素とは? ~作用・効果編~』 第3回『能力の構成要素とは? ~限定条件編~』 第4回『能力の構成要素とは? ~エフェクト編~』 第5回『能力は一人一つ? ~副次効果と多重能力~』 第6回『能力とは人生だ! ~キャラクターと能力~』 第7回『能力を使いこなせ! ~能力の基本と応用~』 第8回『能力でコロがせ! ~能力と死因~』 第9回『強い能力って何だろう? ~能力の強さ~』
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気づかれてはいけない 『参加者各位 以下に 主催本拠地への経路を図示する なお首輪は オーバーボディやアルミフォイル等により 電波を遮断することで エリア外に移動した際の爆発を 一時的に防止することができる 準備一切 整えて 来られたし』 @@@@@@@@@@ 「――こ、これ、本当かよ……」 茶封筒に入っていた一通の便箋を読んで、黒木智子は呟いていた。 クリストファー・ロビンの持つその紙面には、ゴシック体で印刷された機械的な文章。 そしてその下部に、複雑な見取り図を貫いて一本の赤線が引かれている。 「……ボクは本当のことだと信じるよ。ボクは導かれているんだ。 現にボクは今ヒグマのオーバーボディを持っている。 これが『本拠地で主催者を討ち果たし、ロビン王朝を打ち立てよ』という啓示でなくてなんなんだ」 道路に屈み込んでいたロビンは、自己暗示をかけるかのように語り始める。 彼はデイパックから出したオーバーボディを着込み、便箋を封筒に戻して道路に置いた。 「ありえねぇだろ……トラップに決まってんじゃねぇかよこんなの……。 夜中のうちにもう40人以上死んでんだ……、あの妖怪ビッチだって……。 絶対降りたら首輪があべしだろ……」 ロビンの様子を見つめながら、智子はぶるぶると首を振った。 考えていることがそのまま口から出て来てしまう。 身が竦んで一歩も動けない彼女へ、ロビンは振り向いて静かに言った。 「ならばまず、智子さんはそこで見ていて下さい。 ボクが無事なことを見届けてから、あなたが来ればいい」 「ヘッ?」 ロビンはデイパックを智子の足元に置いて踵を返す。 仮に首輪が爆発しても、智子に支給品を託せるように。 そしてもし無事ならば、智子にもオーバーボディを着て、来てもらいたいという、明確な意思表示だった。 なんで私が裏切らないと思える? このままデイパックを持ち逃げしてしまうかもしれないのに。 なんで恐れもなしに命をこんな紙っぺらに賭けられる? これが嘘だったら即死なんだぞ!? 黒木智子は、クリストファー・ロビンから目を離すことができなかった。 彼のデイパックを受け取って、智子の心臓はありえないほど早いリズムを刻んでいた。 その間ロビンは、封筒がもともと置かれていた道路のある一部を探る。 「……確かに、普通なら誰も気づかないし、行こうとも考えないはず。完全に盲点だ」 ロビンは、分厚い鉄の円盤となっているその蓋を外す。 そこには黒く粘っこい空間が広がっていた。 すえたような生温い空気が、そこから立ち上ってくる。 薄汚れたコンクリートの円筒がその下方へと繋がり、錆びた梯子が彼らを闇へと誘っていた。 「上手く考えて建てたものだ。……まさか本拠地が、マンホールから繋がる地下にあるとはね」 便箋の図面は、この島の街全体に繋がる、下水網の配管図であった。 @@@@@@@@@@ 明かりを落とした研究所の一室で、ただ一台のモニターが青白く光を放っていた。 せわしなくキーボードを叩く音が室内に響き、隣にある大型のマシンが駆動する。 「At last, 完成したわ……。これで参加者たちもヒグマに対抗できるはず……」 コンピューターを操作していた白衣の少女は、そう呟いて椅子に腰を下ろす。 マシンが次々とトレーに吐き出しているのは、絹糸のような細い針。 彼女の次なる目的は、これを会場で目を覚ます参加者たちに届け、少しでも生き残る可能性を高めてもらおうということだった。 白衣の裡には、この研究所への到達方法を印字した手紙もしっかりと封筒に入っている。 「マネーカードの時を思い出せばいい。脚には自信があるし、a piece of cake……」 呟く少女の耳に、廊下を走り来るバタバタとした足音が届いた。 眠たげな半眼だった瞳が見開かれる。 完全に予想外の出来事だった。 研究所の人員はみな実験の設営に回っているはずであり、この最奥部の部屋に来ることなどありえないはずだった。 ――私がいないことを気づかれたの!? 自動ドアが開き、眼鏡をかけた細面の青年が、肩で息をしながら入ってくる。 「……有冨春樹……」 「やあ、布束……。今回も色々と裏で仕込んでいたようだね……。ここにいると思ったよ」 彼は荒い息をつきながら、閉まるドアを後にして、動揺する少女の元に一歩一歩近づいてくる。 その歩みを止めるように、少女は鋭く言葉を投げていた。 「有冨、今更私を止めようとしても無駄よ! 私がまたこんな実験に誘われて、裏切りを働かないとでも思っていたの? Besides that, もう二度とあなたに叩きのめされないよう、私はジャーニーたちと鍛えなおしてきたわ。 参加者のためにも、ヒグマたちのためにも、私はこれで実験をご破算にする!」 「甘い、甘いよ布束……。それでは無理だね。 ヒグマを制御するなら、殺す気でかからなくちゃな!」 有冨春樹は、白衣の胸ポケットから、一本のマイクロチューブを取り出して投げた。 少女の足元に転がったチューブの内には、透明な液体が僅かに封入されている。 「君のはどうせ麻酔か何かだろう? 僕のは『HIGUMA特異的な致死因子』さ。 ごく少量でも細胞に吸収されれば、即座に全身にサイトカインが伝播し、アポトーシス経路が活性化されて死亡する。 急なことでそのチューブの1mlしか持ち出せなかったから、大切に使ってくれよ」 「は……?」 少女には理解ができなかった。 この男は、自分の裏切りを止めに来たのではないのだろうか。 なぜ主催者自らこんな、裏切りを支援するような行動をとるのだ? 少女の心中に答えるように、有冨春樹は言葉を続ける。 「実はね……。ヒグマにクーデターを起こされたんだ。 輸送の途中で研究員が襲われ、会場にも想定数以上のヒグマが出ていってしまった」 「え……!?」 「HIGUMAの培養液もいつの間にか一部盗難に遭っていた……。 襲撃時、研究所のほうぼうの壁が破壊されたから、ヒグマたちがここの外部へ秘密裏に運び込み、反逆のための兵団を作っていたのかも知れない……」 「なによそれ……!?」 「もう小佐古も関村も桜井も斑目も……。 『スタディ』の主要メンバーはみな殺されてしまった。 じきにこの最奥の研究室にも来てしまうだろう。だが、布束を発見できて本当に良かった。 僕が今回用意した最後の策は、君の頭脳なんだから」 有冨は話しつつ拳銃を白衣から取り出し、再びドアの方へ向かって歩み始める。 拾い上げたマイクロチューブが歪みそうになるほど手に力を込めて、少女は震えた。 有冨は話しつつ拳銃を白衣から取り出し、再びドアの方へ向かって歩み始める。 拾い上げたマイクロチューブが歪みそうになるほど手に力を込めて、少女は震えた。 「……だから何度も言っていたでしょう……。あなたたちの管理は杜撰すぎたのよ。 なんで穴持たずの通し番号に重複と欠番ができるわけ!? 研究所のキャパシティも省みずポコポコ作り出したり連れて来たり、全数把握すらできてなかったじゃない!!」 「すまないね。 穴持たず1や君に言われた時点で体制を改めておくべきだったとは思うよ。 わざわざ国外にいた君を呼んだ理由には、『学習装置(テスタメント)』の知識以外にも、君の行動がヒグマの反抗心を和らげると思っていた面があった。 ……思えば、『ケミカロイド』の一件の時から、僕らは君に頼りすぎていたんだな」 自動ドアのボタンに手をかけて、有冨は振り返る。 「まぁ、『超電磁砲(レールガン)』に言われたとおり、今回は死んで逃げようなんて楽はしないさ。 あがけるだけあがいて、君も僕も脱出させる」 「……私に言えるのは、番号や通称でではなく、相手はきちんと名前で呼んであげろ、ってことだけよ」 「ははは……。今度彼らと話す機会があったら、覚えておくよ。布束砥信」 ドアを開けて一歩、有冨はそう笑って、死んだ。 ぞろぞろと唸り声を上げて、五頭ほどの巨大なヒグマが研究室の中に入り込んでくる。 少女は後ろ手に、細い針の束を掴んだ。 潤んだ半眼を強く瞑って、少女は呟く。 「本当……。最後まで『夏休みの工作』のつもり……? あなたたちは自分が有能なことを、どうしてこんな手段でしか自覚できなかったの……? 後始末は、いつだって私に押し付けるんだから……」 周りを完全にヒグマに囲まれた時、彼女はその目を開ける。 極限まで見開かれたその眼球。 瞳孔がまるで点に思えるほどの、感情の見えぬ爬虫類のような四白眼であった。 「Well, こうしましょう」 一切の恐懼を飲み干すようなその瞳は、泰然として周囲の小動物どもを睥睨していた。 @@@@@@@@@@ 「……あの。お客さんがた……」 私は、すぐ横から問いかけられていた声にはっとした。 隣には、苦笑を浮かべた三つ編みの女が立っていた。 洋風の割烹着を着ていて、中学の時のゆうちゃんに似ているが、この女は何者だろうか。 私とロビンは、下水道の脇から続く階段を下りて、中がぼこぼこに荒らされた建物から続く空間にやってきていた。 地下をヒグマたちが掘り抜いただけの、岩盤むき出しの壁が迫る空間だったが、やたら広い。 電気も通っていた。 畑もあった。 なんだかよくわからん工場もあった。 そして、どこもかしこも、てくてくと歩くヒグマだらけだった。 歩くクマなんてくまモンとかだけで十分なのに。 ヒグマ帝国なんてあるわけないじゃないですか。ファンタジーやメルヘンじゃあるまいし。 でも現に、ヒグマは屋台なんか経営しちゃってるわけで。 ロビンと一緒に違和感なくテラス席に相席で座っちゃったわけで。 私はしばらく呆然としていたわけだ。 「……ヒグマの格好してますけど、人間ですよね」 私のいるテーブルで、二つの気配がびくっと身を震わせた。 振り向けばそこにはクマが二匹。 奥の方に座って麻婆熊汁とかいうものを喰っていたヒグマが、渋い声で訊ねていた。 「……娘さん。何故わかったのですか」 「ヒグマの殲滅とか、討ち滅ぼすとか、ここ何処とか……間違っても言うものじゃないですよ? それにあなたのお知り合いの人間は目の前でヒグマたちをどっかに連れてっちゃいましたし……。 この屋台には今グリズリーマザーさんと私しかいないから良かったようなものの……。 向こうのヒグマたちに聞かれたら、利用価値のない人間なんてすぐに食べられちゃいます」 「それにあんたのその声。あんたはアタシを召喚してくれたマスターだろう? アタシはもとより人間を襲う気なんてないけれど、アタシの旦那も含めて他のヒグマたちは別さ。 今のうちに、こんなところからは逃げなさいよ!」 女の隣にヒグマが一匹増えていた。さっき二杯目らしい麻婆熊汁を持ってきた青い毛のヒグマだ。 よく見たら、見覚えがある。たった数時間で喋ったり表情豊かになった感があるけど……。 「あ……、グリズリーマザー……」 「ほらやっぱりマスターだわ! すみません田所さん。この子達を地上まで送っていくので、屋台を預かっていていただけませんか?」 「ちょっと待て! まだボクはこの帝国の中をほとんど見られていない。 ボクはここにロビン王朝を打ち立てに来たんだ。帰るにしてもボクはまだここを観察していくぞ!」 私とグリズリーマザーの会話に、私と同じピンク色のヒグマが割り込んできた。 ロビンだ。 せっかく貴重な会話のラリーが出来たのに、空気読めよ。 ヒグマの格好と合わせて、ロビンは本当に噛み付くみたいに唸りをあげていた。 田所とかいう、ゆうちゃん似の女はグリズリーマザーと顔を見合わせ、気まずそうにしている。 ロビンの肩を、ダンディなおじさん声のヒグマが叩いていた。 「……少年。先程私の知り合いたちが、一帯のヒグマを巻き込んで別世界に隔絶させた。 彼らは現在も、その結界の中でヒグマと思しきモノを掃討しているはずだ。 しかし見ろ。奴らは何事もなかったかのようにそこにいる。何か仕掛けがあるのだ。 その少女のサーヴァントのヒグマが言うように、脱出できるなら素直に脱出した方が良い」 おじさんは、麻婆熊汁をかき込みながらロビンを諭す。 食べ終わった匙を舐めて、屋台の外を指した。 「……さもなくば、あそこにいる女のように、襲われるぞ」 私とロビンは、はっとして振り向く。 白衣を着た、ウェーブのかかったショートヘアの女が一人、ポケットに手を突っ込んで屋台の前の通りを歩いていた。 すぐに何匹かのヒグマが気づいて、彼女の前に立ち塞がる。 私と同じ高校生くらいの、華奢な女だ。ヒグマに立ち向かえるわけがない。 「……あ、あの人は……」 田所が、慌てたように息を呑む。 恐怖に震えている声。 当然だ。あんなちんちくりん、すぐに八つ裂きにされてしまう! 「おい人間、お前、非常食だろ? なんでこんなとこにいるんだよ」 それなのに女は、眠そうなジト目のまま、ヒグマに向かって啖呵を切っていた。 「Surprisingly, 最近のヒグマは、馬鹿しか生まれないみたいね」 @@@@@@@@@@ 「はぁ? なんだこいつ。非常食のくせに勝手に出歩いてわめいてるぜ?」 「……状況の認識が甘い。自分たちを『最強の生物』と驕っている。 まあこれは、デビルでさえそうだったからある程度仕方がないのかも知れないけれど……」 少女は4頭のヒグマに行く手を阻まれてなお、ぶつぶつと呟きながらその歩みを止めなかった。 その肩が、一頭のヒグマに前脚で差し止められる。 「おいおい人間よ。オレらが童謡に出てくる優しいクマさんだとでも思ってんのか? 喰うぞ?」 ヒグマはその鼻を、少女の顔に触れてしまうほどに近づけて威圧した。 少女の眠たげな目は、一度だけ瞬きをする。 パァ……ン。 小気味の良い破裂音がして、ヒグマの首は横に曲がっていた。 「……あなたたちは生後間もないヒグマ。私は高校生の人間。長幼の序は守りなさい。 By the way, 『森のクマさん』をあなたたちにインプットしたのは桜井のセンスよ」 頬をはたかれたヒグマは、そのままの体勢で暫く固まっていた。 ぐりん。 その眼は天を仰ぐように白目を剥く。 地響きをたてて、ヒグマは大地に横倒しになっていた。 「オイ!? 穴持たずNo.748!!」 「な、何をしたんだキサマ!!」 「……こんな弱そうに見える人間がどうして平然とここを闊歩しているのか、きちんと考えるべきだったわね。 私には『寿命中断(クリティカル)』という能力があるのよ」 曰く。 この能力は、自分が触れた者にしか発動しない。 「……However」 一度触れてしまえば、何処へ逃げようとその命を絶つことができる。 「……手加減するのも骨が折れる、面倒な能力よ。能力演算を甘くして一度に全生命活動を停止させるのが、私には一番楽だわ。 まあ、製造過程でAIM拡散力場を有しながら無能力者として生まれるあなたたちには、ピンと来ない感覚かもしれないけれど」 訥々と説明をしながら歩み寄る少女に、残る3頭のヒグマは知らず知らずのうちに後ずさりをしていた。 「ハ、ハッタリに決まってるぜそんなもの!!」 「じゃ、じゃあなんで、748は倒れてんだよ……!?」 「要するに、触れられる前に殺せばいいんだろうがよ!! グオォォォォォオオ!!」 スイッチが切り替わったかのように、ヒグマから殺気が迸った。 風のように飛びかかる。 少女の首筋を目掛けて爪が走る。 しかしその姿は、一瞬のうちにヒグマの視界から消え去っていた。 「あ……?」 空を切った爪に驚く間も無く、そのヒグマは脚を跳ねられ、突進の勢いのまま地面にもんどりうっていた。 その背中が何者かに踏みつけられ、耳元が艶かしい指使いで撫でられる。 「……あなたたちの戦闘におけるプライマリルーチンを組んだのは小佐古よ。 実際の羆のデータから取ったとはいえ学習以前の行動パターンは概ね同じ。体格差による死角の存在も、あと3秒の意識で学んでおきなさい」 「ひぃ……!? 嫌だ、死にたく、死にたくね……ぇ……」 身を沈ませての後ろ脚払いから、流れるような動作でヒグマを押さえ込んだ少女の下で、そのヒグマは呻きと共に意識を落とした。 「うぉおおお!! 751ぃいいい!!」 残る二頭に背を向けている形の少女へ、一頭が走りこんだ。 「ガァッ!!」 フライングドロップキック。 普通の羆ならば繰り出すことのない技である。 砲弾のような勢いが、背後から少女の肉体を微塵に砕くかと見えた。 「……Hooey」 少女は流し目をその腕に這わせ、回転しながら一歩だけ横に動いていた。 通り過ぎていくヒグマの大腿が、白蛇のようなその手に撫でられる。 瞠目するそのヒグマの眼には、その少女の靴底が映っていた。 「……奇襲するなら叫ばないこと」 「ゴアッ!?」 ローリングソバット。 鼻面を打ったその衝撃が勢いに加わり、ヒグマは地面をそのまま転がっていき、動かなくなった。 白衣をはためかせて着地した少女は、そのまま彼方のヒグマに言葉を投げる。 「In addition, その技は工藤健介というヒグマがオリジナルだから。 まだ私の声は聞こえてる? あなたはお兄さんにあたる先達へ、畏敬の念を抱いておくべきよ」 そして、つっ、と、彼女の半眼は最後のヒグマの方へと滑った。 「……残るはあなた一人ね」 「お、思い出した……ッ! 確か研究所を制圧した時に、一人だけ食い殺せなかった研究員がいたって……」 震えるヒグマの元に静かに歩み寄りながら、少女は目を瞑る。 「そいつはその場にいた、キング以外の全てのヒグマを触れただけで瀕死に陥れたって……。よ、与太話だとばっかり……」 「思考にバイアスがかかりすぎね。記憶の参照速度も遅いし。 ……あなたたちの『学習装置(テスタメント)』も、そろそろメンテナンスが要るんじゃないかしら?」 大蛇に睨まれた子ネズミのようなその頬を、少女の指先が舌のようになぞる。 その瞳は見開かれ、爬虫類のように冷たい四白眼となっていた。 「これであなたも、私の能力の対象ね……」 「や、やめてくれぇ布束(ぬのたば)砥信(しのぶ)!! ……なんでもする! 謝るから! 助けてくれぇ!!」 その名前に、遠巻きに様子を見ていた帝国のヒグマたちが一斉にざわめく。 少女は彼らヒグマ全てを睥睨しながら、見せ付けるようにゆっくりと言葉を紡いだ。 「……私の言っていたこと、理解できなかったのかしら。 長幼の序も守れないのね。 In brief, 自分を創ってくれた者に対して敬語も使えないような子は、要らないわ。 大丈夫。 あなたの兄弟と同じように、痛みを感じる間も無く、一瞬で終わりにしてあげるから……」 少女が言い終わる前に、ヒグマは自分の意識を手放していた。 針穴のような少女の瞳孔に飲み込まれるように、ぶくぶくと泡を吹いて昏倒する。 「――能力を使うまでもなかったわ。手間が省けたわね」 崩れ落ちるヒグマの脇を歩きながら、少女の目は再び眠そうな半眼に戻っていた。 @@@@@@@@@@ ――気づかれてはいけない。 私の能力は、ほとんどが話術と演出によるまやかしだ。 呼吸を乱すな。 汗腺を動かすな。 表情筋に恐怖をぶら下げるな。 使い慣れた自己の身体機能を常に発揮できる状態で居よ。 交錯する瞬間に、ヒグマたちの皮下に吸収性の麻酔針を留置することにより時間差で意識を落とす。 それが今の私にできる最大限の自己防衛。 留置本数を増やすか、有冨の作った溶液を塗布すればヒグマを死に至らしめられるだろう。 しかし、実験開始時に作成した分しか麻酔針はない。 今のような生まれたばかりの、高性能ロボットを赤子が操縦しているようなヒグマばかりだったら、私の戦術でもある程度は対処できる。 だがそれにしたって、穴持たずの番号が2桁台前半までの、経験を積んだ者に通用するかはわからない。 変異の標準偏差が大きすぎて、パターン化は困難だ。 『HIGUMA』の恐るべきはその性能の高さにだけではなく、個体の形質の多様さにある。 そして、『その多様な個体の大部分を制御して、秘密裏にクーデターを指揮した首領がいる』という点にもだ。 有冨を殺害した『キング』という個体は、単に王座に祭り上げられているだけだろう。 その背後で、秘密裏にHIGUMAの製造法を盗み、ここまで国と文明を築き、クーデターを指揮した『実効支配者』が、一体ないし複数存在しているはずだ。 私や有冨、そして『デビル』までが、そのようなイレギュラーが起こり得ぬよう定期的に研究所を警邏していたというのに。 『実効支配者』は、一朝一夕の画策ではなし得ないほど大規模なこの反乱計画を、私たちの目を欺き、掻い潜り続けて実行したほどの能力と知略を有しているのだ。 気づかれてはいけない。 私の次なる目的は、『盗難された培養槽を破壊してヒグマの増殖を止め、ヒグマにも人間にも平穏をもたらすこと』だ。 このまま『実効支配者』に気づかれず『培養槽』を見つけ出すには、私は極力戦闘を避けねばならない――。 「――布束さん!!」 前方のヒグマたちのどよめきを割いて、声をかけられていた。 屋台からコックコートの少女が駆け寄ってくる。 ……ようやく無事な知り合いの顔を見られた。 研究所の部屋に残っていたのは気絶寸前の間桐さんくらいで、あとは肉片も残っていなかったから……。 「田所恵。良かった。あなたは生きていたのね」 「私は、役に立つ人間だったということで、なんとか見逃されて……。 それにしても布束さん、そのヒグマたち、殺しちゃったんですか……!?」 「いいえ、私は長幼の序を守るわ。大人は子供を慈しむもの。 どんなに能力の制御が面倒でも、極力殺しはしない……。全員気絶しているだけよ」 「良かった……。布束さんがキングの目の前で大立ち回りしたって報せを聞いて、ここらへんのヒグマと一緒に驚いてたんです。 生きてて良かったというのと、なんだか人が変わってしまったんじゃないかと怖くて……」 田所恵はほっと息をついていた。 近づく彼女の手を取ろうとする。 伸ばした私の腕に、彼女はびくりと身を竦ませた。 そして私の瞬きに、彼女はもう一度身を竦ませる。 「……そうね。『寿命中断(クリティカル)』が能力の時点で、私の本質など知れたものだわ。 ただあなたとは違って、私が『役に立つ人間』だと認めさせるには、私はまずそれを使わねばならなかったのよ。隠していてごめんなさい」 「……す、すみません。やだな、私なんて布束さんと何度も握手してるのに。今更『能力』とか関係ないですもんね……」 彼女の笑みは、固かった。 おずおずと手が差し出されるが、私の腕は、もう白衣のポケットに仕舞われて出てこなかった。 ――ここで生き残る間は、『寿命中断(クリティカル)』に存在していてもらわなくてはならない。 御坂美琴に見破られてしまうような演出では弱い。 ……小さい時から『怖い』だの『不気味』だの言われてきたから、極力人前では四白眼にならないようにしてきたのだけれど。 仕方がないじゃない。心理操作の道具の一つなんだから。 もっと徹底して、私は能力者となる必要があるのよ、田所さん。 田所恵は話題を変えようと、慌てて明るい声を上げた。 「あの、ところで! 今まで6時間くらい、何をなさっていたんですか?」 「キングに放送機器の扱いを教えたり、私が『客分』として認めてもらえるよう、その『大立ち回り』の情報を流してもらったりね……。 After that、帰りに散策がてら歩いていたら、この有様よ。本当に次から次に、無知な新参が生まれてくるみたいね」 「そうみたいです。さっきもここで戦いみたいなものがあったんですけど、新しいヒグマがまた増えてほぼ元通りの様子に」 田所恵に説明した内容は、少し事実を省いている。 私はキングに自身の戦闘能力を見せつけ、その上でなお、ヒグマ帝国に知識を提供し協力する意思のあることを伝えた。 そうして『客分』として帝国に認められることで、私はここにおける生命の保証を得た。 その過程で私は、ヒグマたちが『艦隊これくしょん』なるゲームに嵌り、その艦娘を建造しようとしている無駄に熱いムーブメントがあることを知る。 キング経由で建造工程のアドバイザーを務めてやり、そうしてできた『島風』をE-4地域から放たせることで、私はヒグマたちの分布を島の北に寄せた。 その間ヒグマによる監視の目が薄くなった島の南方の下水道をたどり、私はここへの経路を記載した封筒を、街の何箇所かに設置してきたという訳だ。 ……6時間も遅くなってしまったが、ようやく一部だけでも、私は目的を果たすことが出来た。 そして早くも、その目的は結果に結びついたらしい。 屋台の中にいる四匹のヒグマ。 そのうちのピンク色の二匹に見覚えがある。あれは支給品に入れていたオーバーボディだ。 ――参加者が、主催を、打ち倒しに来てくれたのだ。 @@@@@@@@@@ 「『破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)』!! 『必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)』!!」 「『天の鎖(エルキドゥ)』まで出して手繰っているのだからしっかり制御しろ、キャスター!!」 「ご協力感謝しますよ。お行きなさい、『大海魔』!!」 「『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』ッ!!」 灼熱の砂漠の中、大量の軍隊をなぎ倒していく宝具の煌き。 BANZOKUの出現や大海魔の暴走により、一時は敗色も濃厚かと思われたが、その心配はなさそうだ。 「どうだマスターよ。我が『王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』と合わせ、圧倒的な勝利と言えるのではないかな?」 僕の隣で、赤ら顔の偉丈夫が磊落に笑う。 いつでも頼りになる、僕のサーヴァント、ライダーだ。 「そうだね……! 良かった。これで言峰神父たちと一緒に脱出できる……!」 第四次聖杯戦争の英霊が集結し、力を合わせる。 こんな夢のようなことがあるだろうか。 実際、マスターたちのほとんどはあの研究所に集められていたみたいだけど、言峰神父が言うにはみな昏睡状態だったらしい。 全員が起きて揃ったらしい今ならば、ヒグマ帝国だって破壊できるはずだ。 手の甲に浮かぶ、翼のような、二つに裂かれた空のような令呪の文様を見る。 まだ、強力な魔力源である令呪も聖杯戦争の時のまま残っている。何かまずいことがあってもこれを切り札にして――。 「……あれ?」 おかしいな。 何かがおかしい気がする。 BANZOKUにはサーヴァントたちが全力で向かっていって、確かに勝とうとしている。 ライダーの王の軍勢だって、まだまだ維持できる人数は残っている。 なんでこんなに不安なんだ? 「どうしたマスター。なぜそんな顔をしている。安心して我らはここに居ればよい」 「う、うん……。そうだよねライダー。そうだよね……」 ライダーの優しい声が、すごく遠くから聞こえるような気がする。 戦闘の光景は確かに見える。 皆の鬨の声も確かに聞こえる。 乾いた砂や血しぶきの臭いも確かに感じる。 暑い日差しや風の動きも、肌に触れる。 空気の味も、戦いの腥さだった。 でも、おかしい。 そういえば、アサシンは、なんでここにいたんだろう。 アサシンは、僕の目の前でライダーが葬り去っていたはずなのに。 言峰神父はなんかアーチャーと再契約していたみたいだし、アサシンがいるはずはないよな……。 それにキャスターって、セイバーが倒していたんじゃなかったっけ? そもそも、熊汁突っ込まれて言えなかったけど、アーチャーだって、ここで死んでるはずだよな? っていうか、本当にBANZOKUって何なんだよ。 灼熱の固有結界に居るはずなのに、すごく寒いような気がした。 すごく、寂しい気がした。 周りにはサーヴァントたちがみんな居るのに。 まるでぼく一人が、宙に浮かんでいるような……。 ……そういえば僕、ヒグマの皮、着てたはずだよね。 @@@@@@@@@@ ――格好いい。 まず始めに、私はそう思った。 私と同じ高校生と言っていたのに、なんなんだあの格好いいビッチは。 ハイスペックすぎる。 研究員ってことは頭も良くて、その上ヒグマをあしらえるくらいに格闘ができて、かわいい。 ジト目とギョロ目でクールで貧乳って、私と同じ属性持ちだろ? なんでそんなにモテそうなオーラまんまんなんだよありえねぇ……。 黒木智子はそう思って頭を抱える。 ――主催者も一枚岩ではなかったということか。 周囲に目を走らせながら、僕は考えた。 恐らく、僕らがここに来るよう仕向けたのは彼女だ。 ヒグマの反乱を知ってか知らずか、彼女は主催者陣営の内側から、この殺し合いを止めさせようとしていたわけだ。 僕の王朝設立に役立つなら、彼女の力も大いに利用させてもらうべきだな。 まずは、ヒグマたちの目を盗んで彼女と接触を試みる……。 クリストファー・ロビンはそう考えて席から立とうとする。 ――いい功夫だった。 そう私は、布束砥信の体術を思い返した。 私の八極拳とは比べるべくもないが、彼女の積んだ研鑽は相当のものだろう。 聴勁も化勁も発勁も、さらに伸びしろがある。 黒鍵もない今の私には、彼女の心理操作術も脱出への参考となるはずだ。 『直死の魔眼』めいた魔術を使えるというのにも驚いたが、総じて研究所での温和な姿からは想像もできん豹変ぶり。 ただひたすら、面白いぞ……。 言峰綺礼はそう笑って3杯目の麻婆熊汁を注文する。 「……何にしても、見世物はもう終わりよ。 私に襲い掛からなかった賢明なあなたたちは、どこへなりと好きに行きなさい」 田所恵との会話を切って、遠巻きに事態を見守っていたヒグマたちへ、布束砥信は言葉を投げた。 息を詰めていた彼らから安堵の嘆息が漏れ、同時に屋台の中でも張り詰めていた緊張が解ける。 グリズリーマザーの心配をよそに、少女の鮮やかな殺陣は三人の人間の危機感を払拭するには十分すぎた。 「はい、麻婆熊汁お待たせいたしました! それにしてもお客さん、やっぱりそれ食べ終わったら早いうちに逃げたほうが……」 「そう急くこともあるまい。あの研究員が生きていたのならば大きな戦力となる。 それに、『王の軍勢』の中にはまだ知り合いがいるのでな。私は彼らが帰ってくるのを待つよ」 「はぁ……、来たばかりのアタシはあの人のこと知りませんけれどね。 マスター、あんただけでも逃げたほうが……」 「ありえねぇマジありえねぇ私だってあれくらいできたっていいじゃねぇかよ不公平すぎるよ……」 「マスター……」 グリズリーマザーが困惑する中、布束へ声をかけるタイミングを計っていたロビンの目に、あるものが映る。 ヒグマだった。 いつの間に現れたのか、屋台の目の前、道のど真ん中に、一頭のヒグマがたたずんでいた。 布束が4頭のヒグマを蹴散らしている間、残りのヒグマは恐れでその場から離れており、先ほどまでそこには誰もいなかったはずであった。 取り立てて強力な個体には見えない。 むしろ細身で骨ばっており、筋力もなさそうな、弱弱しく見えるヒグマだった。 そのヒグマは、両の前脚にそれぞれ何かを掴んでいる。 「……ッ!?」 熊汁の器から顔を上げた言峰綺礼の表情に、隠しようのない動揺が浮かぶ。 少し遅れて、野次馬のヒグマたち、布束、田所、グリズリーマザー、智子と、次々にそのヒグマの存在が気づかれる。 そのヒグマが手に持っていたのは、ライダーと、ウェイバー・ベルベットの肉体であった。 取り巻くヒグマたちはその姿に、布束の名を聞いたとき以上の畏怖を以って後ずさっていた。 その数は、一瞬前に存在していたヒグマのほぼ倍。 それだけの数が、一瞬にして現れる――『王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』が解除されてしまったことを示していた。 ヒグマは布束砥信を無表情な眼差しで見つめ、低く細い声で語りかける。 虚ろで光のない、底なし沼のような瞳だった。 「……外の様子が窺えればよかったのですが、いらしていたのですね。 ご挨拶が遅くなり申し訳ありません、布束特任部長。闖入者が奇妙な技を使ったため、同胞を保護しつつ始末するのに思いの他時間がかかりました。 恐らく私をご覧になるのはお初かと思われます。 ……穴持たずNo.47、番号をもじって『シーナー』と自称している者です」 ヒグマの異様な佇まいに、誰も声を発することができなかった。 布束の目が移った先は、彼の持つ二人の人間の肉体。 二人ともまだ生きてはいるようだったが、その様子がおかしい。 筋肉質の壮年男性、ライダーは、勝ち戦の陣頭指揮でも執るように高揚した様子で腕を振り、口の中でびたびたと舌を動かしている。 優男のウェイバーは、焦点の合っていない目でしきりに周りを見ようとし、オーバーボディのはがれ掛けた腕で自分の周りを撫で回している。 二人とも、自分たちがヒグマに掴まれて吊るし上げられていることなど、全く気づいていないようだった。 「あ、あの……、そのお客さんたちは、一体なにが……?」 声を上げたのは田所恵だった。 かちかちと歯を震わせながらの問いに、シーナーというヒグマは低く答える。 「……ご説明いたしましょうか。そこの4体の同胞を見るに、布束特任部長と類似した能力なのかと思われますが、生憎私には自身の能力を分類する知識がありません。 私と同じ、『シーナー』という名の哲学者の著作からとって、私はこれを『治癒の書(キターブ・アッシファー)』と呼称しています。 ……私は、私自身が知覚した方々の感覚を、随意に変化させることができるのです」 曰く。 この能力は常に自分の内から外に向けて放たれている。 自分が視界に捉えた対象は、自分の望む幻視を目の当たりにすることになる。 また自分がその声や心音を捉えた対象は、自分の望む幻聴を聞くことになる。 同様にしてその体臭を嗅げば嗅覚が、接触すれば触覚や位置覚・痛覚が、舐めればその味覚が自分の意のままとなる。 「……そしてこの『治癒の書』には奇妙なところがありまして」 一度自分の認識外に出てしまえば、その相手の感覚は元に戻る。 しかし五感を同時に支配下に置くと、その相手は『空中人間』となってしまう。 「『空中人間』とは、感覚を遮断された意識だけの存在です。 彼らの意識は私の内にある『治癒の書』に吸収され、そのうち消え去ります。 普段は、同胞たちを治療する際の麻酔代わりにしているだけなのですが……。 折角なのであなた方もごらんになりますか? 『治癒の書』の消化の様子を」 言うや否や、シーナーの隣の空中に、立体映像のようなものが映し出された。 灼熱の砂漠で、モヒカン頭の蛮族と鎧を着た軍隊が激しく戦っている映像だった。 女剣士の振るう剣の光や、触手を持った巨大な怪物の攻撃があたりをなぎ払い、決戦は軍隊側の勝利で決着しそうだった。 シーナーは、ばたばたと手足を動かしている壮年男性にかぶりつき、音を立ててその腕を食いちぎる。 同じ人物が、映像の中で嬉しそうに勝ち鬨を上げていた。 『おおおおおっ!! 我が軍の、勝利なりぃいい!!』 ぶきっ。ごきっ。 ライダーは、腕を千切られ、血を噴出しながらも、全く意に介さないようだった。 「……こうして見るとなかなか滑稽でしょう。楽しそうな妄想を見ていますものね」 『ライダー、貴公のお陰だ。これでこの帝国から脱出することもできよう』 ぐちゅ。めき。めき。 今度は小腸が胸のど真ん中から引きずり出されたが、ライダーの表情は誇りに満ちていた。 末梢の静脈から凍えていくかのような悪寒が、一帯の人々の背を這い登っていく。 目を見開いたまま固まっている布束の隣で、田所恵が地に伏せて嘔吐した。 「私と彼らの認識が即席で作った幻覚なので、探せばアラは山のようにあると思うのですが、人間は物事を勝手にいい方へ解釈していくものなのですね」 『なんの! セイバー、アーチャー、アサシン、キャスター、ランサー、全員が力を合わせたが故の勝利よ!』 ぞぶっ。ちゃぐ。ちゃぐ。 「……正規の参加者として登録されていた軟禁者以外は、既に私たちが食べていたんですがねぇ」 『本当に、勝ったんだね……。そうなんだよね? ライダー……』 壮年男性の肉体を半分近く食べ進めながら、シーナーは言峰綺礼を近くに呼び寄せた。 「……そうそう、そこの屋台で麻婆を食べているお方。ちょっと来て下さい」 「……なんだ。私に用があるのか?」 「ええ。あなた先ほどこちらの、ヒグマの皮を着た人間と話していましたね? あなたも人間である可能性があります。疑いを払拭するためにこの方を食べてください」 言峰綺礼は、できる限り慎重に、時間を稼ぐようにして立ち上がった。 屋台の周囲を見回す。 ――まずい。 奴は、『固有結界』をその身に内包し、その一部を『魔眼』、いや『魔感覚』とでも言うべきものから放出しているのだ。 既に私たちはこの時点で、視覚・聴覚・嗅覚を操作されていると見て間違いない。 わざわざ奴が姿を見せているのは、私たちの反応から侵入者をあぶり出そうとしているからだ。 存在を認められている布束・田所はともかく、ここにいる少年と少女と私は、危険だ。 どうにか切り抜けなければ――! 映像の中で、ウェイバー・ベルベットは、自分の腕を見つめていた。 その体は、オーバーボディを着てはいない。右手の甲に刻印された、令呪の紋が露になっていた。 『――いや、そうか。だめだったんだ』 『何を言っているマスター。我が軍は勝利したではないか?』 『ううん、多分これは……夢? 僕がここで、自分の腕を見られるわけがないんだ……』 『ど、どういう……こ……だ……? マ……ス……』 映像の中で、ライダーの姿は、飴細工のように溶けて流れてしまった。 同じように、辺りにいた軍勢や蛮族の死体、海獣の姿なども、ぐにゃぐにゃと溶け落ちてしまう。 重い足取りで道に出た言峰は、震えながらウェイバーの肉体を受け取る。 『この幻覚、誰かの魔術だよね……。僕、死んだかな……。 すみません……言峰神父だけでも、できるだけ多くの人を助けて、脱出してください。 ああ……でも届くかなぁ……。夢から呼んでも……届い……て……くだ……さ……』 映像は、笑い泣くウェイバーの顔で締めくくられる。 彼の顔がどろどろと溶けた後には、砂漠の姿が徐々に黒くくすんで、風に吹かれるように映像は消え去った。 「……ふふふ。ははははは、実に愉悦!! シーナー殿はなかなか面白い趣向を凝らしてくださる。 これほど美味と感じる肉なら、是非また食べてみたいものだ!!」 私は丁寧に丁寧に、ウェイバーの肉を噛みちぎった。 高笑いしながら、彼の右腕を根元から切り離す。 ――すまない。私が、判断を誤ったのだ。 せめて脱出の際に、衛宮だけでも一緒に連れて来れていれば。 若しくは、死んだはずのアーチャーの幻覚を見た際に、復活したものと都合よく解釈していなければ……。 ――だが君の思いは、確かに活用させてもらうぞ、ウェイバー。 ウェイバーの手の甲に残る令呪は2画。 これが彼の体内の魔力回路から切り離されれば、その所有権は誰のものでもなくなる。 ただの死斑と成り果ててしまう前にこれを私のものにすれば、父璃正から託された11画の予備令呪と合わせ、利用できる魔力が増えることになる。 だが、そうでなくともかまわない。 脱出の効率を優先するなら、この令呪は最も有効利用できる者の元へ委譲するべきだ。 彼の手に描かれた二つの翼は、音もなく消え去る。 バーサーカー以外のすべての第四次聖杯戦争のサーヴァントが消え去った今、この近隣でサーヴァントを持っているマスターはただ一人――。 ウェイバーの遺志に載せて、私からも1画贈ってやる。 お前こそが、このヒグマ戦争における、正式なマスターなのだろうからな。 @@@@@@@@@@ 人が、殺されている。 とても喜んだ表情で、はらわたを喰いちぎられている。 気持ち悪いほっそりしたヒグマが、笑顔のマッチョをごりごりかじっている。 隣で麻婆喰ってたおじさんが、今度はショタの腕に笑いながら喰いかかっている。 見つめていたらゲシュタルト崩壊する。 こんなもの見たくないはずなのに、目が離せない。 腹の底できりきり、虫か獣が蠢いているみたいだった。 「う――、げっ……」 「いやぁー! 食欲が増す光景だねーっ!!」 のどの奥から酸っぱい汁がこみ上げてきたとき、私の顔には突然麻婆熊汁がたたきつけられていた。 「おげぇっ!? ごぼっ! うろおろろろろろろ!!?」 「あー、急いで食べ過ぎちゃったかな? いくら目の前で美味しそうな食事風景見せつけられても、焦っちゃだめだよ。ほら奥で休もう?」 「マス……いやお客さん、そうした方がいいです! さあ早く屋台の裏に!!」 ロビンが、おじさんのおいていった熊汁を口に無理矢理つっこんでいたのだ。 激辛の汁が、胃からの酸味と奇跡的なマリアージュを起こし、私は口から赤茶色の噴水を吐くマーライオンと化した。 ……なんだよこの仕打ち、いじめか!? 逃げなきゃいけないのはわかってるけどさっ……!! 折角強そうなビッチが来て、助かるかと思ったら、またチートじみたヒグマが望みを潰しにくる。 死ねばいい。 無計画に敵の本拠地に乗り込んで、JKに麻婆ぶっかけてくるガキとか死ねばいい。 ダンディだと思ったおじさんは人喰い愉悦部員だったし死ねばいい。 ……何よりこんな状況で、熊汁を吐いて搬送されることしかできない私が、死ねばいいのに。 ――なんで私は、何もできないんだよ。 グリズリーマザーとロビンに両脇を抱えられながら、ピンク色のクマは泣いた。 どうしようもなく切なくなって、麻婆の汁と一緒に、ありったけの涙を吐き戻していた。 @@@@@@@@@@ 「――もう、やめなさいっ!!」 言峰がウェイバーの腕を引きちぎった時、布束は空気を破裂させるように叫んでいた。 瞬間、沈み込んだ彼女の体が疾駆し、シーナーの懐へ入り込む。 ――ダンッ。 八極拳で言うところの、進歩単陽砲。 全体重を乗せた掌底が、ヒグマの顎から頭蓋を完全に打ち砕いていた。 「……なるほど、そろそろ見世物は終わりにしましょう。互いに、触れれば一巻の終わりの能力でしょうから。あなたの怒りを買う益はありません」 確かに殺したように見えたヒグマの姿に手ごたえはなく、その像は霞のように消え去る。 シーナーは布束の背後で、最後に残ったライダーの肉片を貪り喰っていた。 「そうそう、あなたには、インターネット環境を復旧していただきたく思っていたのです特任部長。 ……まだまだ艦これ熱が冷めぬ同胞が居ましてね。ご面倒をお掛けいたしますが、協力して頂きたい。 私もちょくちょく見学しに行くと思いますので、そのおつもりで」 シーナーは、ウェイバーの死体に喰らいつく言峰と、騒がしくなっている屋台の方を一瞥する。 ごぎん。 笑顔のままのライダーの頭部を一口で飲み込み、彼は空気に溶けるようにその姿を消した。 打ち抜いた右腕も降ろせぬまま、布束は震える息を必死に抑える。 ――彼は、間違いなく『実効支配者』たちの一角だ。 なぜ、穴持たずの通し番号に、重複や欠番が出来た? なぜ、研究員たちはヒグマの総数を把握できなかった? なぜ、研究員同士の認識に食い違いが生まれ、不用意にヒグマの数を増やすことになった? なぜ、少しも離れていない場所で地下が掘り進められているのに気がつかなかった? なぜ、培養液の盗難は実験開始後に発覚した? なぜ、通し番号をヒグマたち自身の方が把握している? なぜ、関村が隠れてやっていた『艦隊これくしょん』なるゲームが浸透しているのだ? 2万体作られた『妹達(シスターズ)』にだって、そんな単純なミスは起こらなかったのに。 今ならば、その全てに説明がつく。 穴持たず47、『シーナー』。 彼がその超能力で、私たちの認識をずっと歪ませていたのだ。 どこに彼が潜んでいるのかわからない。 どこまで行動を観察されているのかわからない。 忍び寄られて触れられ、舐められるだけで、私たちの命は簡単に消え去る。 ――まったく見事な心理操作よ。見習いたいものだわ。 折角来てくれた参加者たちと、接触する機会が失われた。 私は体のいい道具として使い潰されるだけの存在に成り果てた。 秘密裏に培養槽を見つけ出して破壊するなど、不可能に近いだろう。 ――でも、できるとか、できないとかじゃないのよね。 えづいている田所恵の背中をそっとさすり、私は次なる希望を復旧させに、研究所跡へと足を向けていた。 ――やってみせるわ。有冨、フェブリ、ジャーニー、御坂美琴、妹達。 私は今度だって、正しい答えに、辿り着いてみせる。 @@@@@@@@@@ サーヴァントととは、使い魔としては他と一線を画す高位の存在であり、本来、召喚には複雑な儀式が必要となる。 聖杯戦争においては、その儀式の代わりに『聖杯』が彼らを招くことによってサーヴァントが召喚される。 召喚の実行が可能なのは、基本的に『令呪』が与えられているマスターのみ。 ただし、その『システム』に介入できるほどの『知識』あるいは『実力』があれば、その限りではい。 場合によっては魔法陣や詠唱、魔術回路の励起が無くとも召喚が為される場合もある。 この地には、第四次聖杯戦争に参加したマスターのうち5人が、魔力の供給源として収集されていた。 会場には蝦夷地の霊脈からの魔力が彼らを通して吸い上げられ、さらに、そこに新たな『システム』が、豊富な『知識』と『実力』を持つ3名の者の手によって持ち込まれていた。 『キング・オブ・デュエリスト』。 『熊界最強の決闘者』。 そして、『クイーン』。 継続的な強い想念は、擬似的な聖杯の力を持ったその魔力に、サーヴァントを召喚させ得た。 涙と吐瀉物に塗れた一人のマスターの腕に、その本人にも気づかれぬままひっそりと、3画の紋様が描かれている。 ピンク色のクマの毛皮の下でその『令呪』は、サーヴァントに支えられ今も静かに、彼女の命令を待っていた。 【ウェイバー・ベルベット@Fate/zero 死亡】 【ライダー(イスカンダル)@Fate/zero 死亡】 【??? ヒグマ帝国/朝】 【黒木智子@私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】 状態:嘔吐、自己嫌悪、膝に擦り傷 装備:ベルモンドのオーバーボディ@キン肉マンⅡ世、令呪(残り3画/ウェイバー、綺礼から委託) 道具:基本支給品、石ころ×99@モンスターハンター [思考・状況] 基本思考:死にたい 0 ヒグマも、何もできない自分も、死ねばいいのに。 1 ロビンに同行。 2 ビッチ妖怪は死んだ。ヒグマはチートだった。おじさんは愉悦部員だった。最悪だ。 3 どうすればいいんだよヒグマ帝国とか!? 【グリズリーマザー@遊戯王】 状態:健康 装備:なし 道具:なし [思考・状況] 基本思考:旦那(灰色熊)や田所さんとの生活と、マスター(黒木智子)の事を守る 0 マスター! とりあえずシーナーさんの目の届かないところに逃げますよ! 1 旦那が仕入れから帰ってくる前に、マスターを地上に逃がす。 [備考] ※黒木智子の召喚により現界したサーヴァントです。 【クリストファー・ロビン@プーさんのホームランダービー】 状態 右手に軽度の痺れ、全身打撲、悟り、《ユウジョウ》INPUT、魔球修得(まだ名付けていない) 装備 手榴弾×3、砲丸、野球ボール×1 ベア・クロー@キン肉マン、ロビンマスクの鎧@キン肉マン、ヒグマッキー(穴持たずドリーマー)、 マイケルのオーバーボディ@キン肉マンⅡ世 道具 基本支給品×2、不明支給品0~1 [思考・状況] 基本思考 成長しプーや穴持たず9を打ち倒し、ロビン王朝を打ち立てる 0 智子さんを奇怪なヒグマから避難させ、麻婆おじさんや女研究員と情報交換できる方法を探る。 1 投手はボールを投げて勝利を導く。 2 苦しんでいるクマさん達はこの魔球にて救済してやりたい 3 穴持たず9にリベンジする 4 その立会人として、智子さんを連れて行く 5 帝国を適当にぶらぶらしたら地上に戻って穴持たず9と決着を付けに行く [備考] ※プニキにホームランされた手榴弾がどっかに飛んでいきました ※プーさんのホームランダービーでプーさんに敗北した後からの出典であり、その敗北により原作の性格からやや捻じ曲がってしまいました ※ロビンはまだ魔球を修得する可能性もあります ※マイケルのオーバーボディを脱がないと本来の力を発揮できません 【言峰綺礼@Fate/zero】 状態:健康 装備:ヒグマになれるパーカー、令呪(残り10画) 道具:なし [思考・状況] 基本思考:脱出する 0 安全だと分かるまで、ウェイバーの死体から愉悦を味わう。 1 布束と再び接触し、脱出の方法を探る。 2 ヒグマのマスターである少女およびあの血気盛んな少年と、協力体制を作りにいく。 3 『固有結界』を有するシーナーなるヒグマの存在には、万全の警戒をする。 4 あまりに都合の良い展開が出現した時は、真っ先に幻覚を疑う。 5 ヒグマ帝国の有する戦力を見極める。 【田所恵@食戟のソーマ】 状態:嘔吐、動揺 装備:ヒグマの爪牙包丁 道具:なし [思考・状況] 基本思考:料理人としてヒグマも人間も癒す。 0 目の前で、人間が歓喜の表情で食べられていく……。 1 研究所勤務時代から、ヒグマたちへのご飯は私にお任せです! 2 布束さんに、もう一度きちんと謝って、話をしよう。 3 立ち上げたばかりの屋台を、グリズリーマザーさんと灰色熊さんと一緒に、盛り立てていこう。 84 :気づかれてはいけない ◆wgC73NFT9I:2014/01/23(木) 01 01 13 ID SOSvjI9c0 【布束砥信@とある科学の超電磁砲】 状態:健康 装備:HIGUMA特異的吸収性麻酔針(残り27本) 道具:HIGUMA特異的致死因子(残り1㍉㍑)、『寿命中断(クリティカル)のハッタリ』 [思考・状況] 基本思考:ヒグマの培養槽を発見・破壊し、ヒグマにも人間にも平穏をもたらす。 0 帝国・研究所のインターネット環境を復旧させ、会場の参加者とも連携を取れるようにする。 1 やってきた参加者達と接触を試みる。 2 帝国内での優位性を保つため、あくまで自分が超能力者であるとの演出を怠らぬようにする。 3 シーナーおよび、帝国の『実効支配者』たちに自分の目論見が露呈しないよう、細心の注意を払う。 4 ネット環境が復旧したところで艦これのサーバーは満員だと聞くけれど。やはり最近のヒグマは馬鹿しかいないのかしら? 『実効支配者』も大変ね……。 [備考] ※麻酔針と致死因子は、HIGUMAに経皮・経静脈的に吸収され、それぞれ昏睡状態・致死に陥れる。 ※麻酔針のED50とLD50は一般的なヒグマ1体につきそれぞれ0.3本、および3本。 ※致死因子は細胞表面の受容体に結合するサイトカインであり、連鎖的に細胞から致死因子を分泌させ、個体全体をアポトーシスさせる。 【穴持たず47(シーナー)】 状態:健康、対応五感で知覚不能 装備:『固有結界:治癒の書(キターブ・アッシファー)』 道具:なし [思考・状況] 基本思考:ヒグマ帝国と同胞の安寧のため、危険分子を監視・排除する。 0 ?????????? [備考] ※『治癒の書(キターブ・アッシファー)』とは、シーナーが体内に展開する固有結界。シーナーが五感を用いて認識した対象の、対応する五感を支配する。 ※シーナーの五感の認識外に対象が出た場合、支配は解除される。しかし対象の五感全てを同時に支配した場合、対象は『空中人間』となりその魂をこの結界に捕食される。 ※『空中人間』となった魂は結界の中で暫くは、シーナーの描いた幻を認識しつつ思考するが、次第にこの結界に消化されて、結界を維持するための魔力と化す。 ※例えばシーナーが見た者は、シーナーの任意の幻視を目の当たりにすることになり、シーナーが触れた者は、位置覚や痛覚をも操られてしまうことになる。 ※普段シーナーはこの能力を、隠密行動およびヒグマの治療・手術の際の麻酔として使用しています。 ※ライダーが王の軍勢の結界内に引き摺りこんだBANZOKUやサーヴァントは幻覚でした。 ※実際に引き摺り込まれたヒグマたちはシーナーが軍勢から隠蔽して避難させ、その間シーナーは軍勢全員を『治癒の書』で食い尽くしました。 ※第一回放送と前後して、B-6、C-6、D-6、E-6、F-6のマンホールの上に1通ずつ、布束砥信が【封筒(研究所への経路を記載した便箋、HIGUMA特異的吸収性麻酔針×3本が入っている)】を設置しました。 ※ロビンと智子はB-6の封筒を手にしましたが、封筒は内容物そのままに放置されており、彼らは麻酔針の存在に気づきませんでした。 No.096 打ち出す拳 本編SS目次・投下順 No.098 ゼロ・グラビティ 本編SS目次・時系列順 No.094 アンリ・ヒグマ-この世すべての羆- クリストファー・ロビン No.122 帝都燃えゆ 黒木智子 グリズリーマザー 言峰綺礼 No.120 野生の(非)証明 田所恵 No.128 てんぷら☆さんらいず ウェイバー・ベルベット 死亡 ライダー 死亡 穴持たず47 No.105 Sister s noise 布束砥信
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基礎能力は戦闘中ポイント付加要素として何度でも使える 消費系能力は一回だけしか使えない 【基礎能力】 1:体力(防具に2ポイント加算) 3:腕力(武器に1ポイント加算、こんぼうと素手に2ポイント加算) 4:武器知識(武器知識を持っていると武器攻撃力に2ポイント加算)※ 5:頭脳(1ターン中、武器か防具どちらかにそれぞれ1ポイント加算) 6:知恵(1ターン中、武器か防具どちらかにそれぞれ1ポイント加算) 基礎能力は、1ターン中一つしか使えない(調整中) 【消費系能力】 2:素早さ(攻撃を一度だけ回避) 7:運(攻撃を一回回避、または敵の回避を一回無効どちらか選べる) 8:策略(敵の回避を一回だけ無効化) 9:逃げ足 (攻撃を一度だけ回避) ※運は、相手が攻撃又は回避行動を選択した後で発動してダメージ回避、又は相手にダメージを与える。 【※武器知識が使えない武器】 こんぼう/トイレトペーパーの芯/はなくそ/豆鉄砲/ちくわ/素手/ティッシュ
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能力値 基本能力(パワプロ2011) 基本能力(従来) 球種 特殊能力野手特殊能力 投手特殊能力 メジャー専用特殊能力 その他の特殊能力 基本能力(パワプロ2011) G F E D C B A S ミート 1~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~79 80~99 100 パワー 走力 肩力 守備力 エラー回避 コントロール スタミナ 弾道 1~4 球速(km/h) 80~170 変化率 0~7 基本能力(従来) G F E D C B A ミート 1~3 4~5 6~7 8~9 10~11 12~13 14~15 パワー 1~19 20~64 65~79 80~94 95~109 110~139 140~255 走力 1~3 4~5 6~7 8~9 10~11 12~13 14~15 肩力 1~3 4~5 6~7 8~9 10~11 12~13 14~15 守備力 1~3 4~5 6~7 8~9 10~11 12~13 14~15 エラー回避 1~3 4~5 6~7 8~9 10~11 12~13 14~15 コントロール 1~99 100~109 110~119 120~134 135~154 155~179 180~255 スタミナ 1~14 15~29 30~59 60~79 80~109 110~149 150~255 弾道 1~4 球速(km/h) 80~165 変化率 0~7 球種 ストレート系 ストレート(フォーシーム) ツーシーム ムービングファスト スライダー系 スライダー Hスライダー カットボール カーブ系 カーブ スローカーブ スラーブ ドロップカーブ(Dカーブ) ナックルカーブ フォーク系 フォーク SFF(スプリット・フィンガード・ファストボール) パーム Vスライダー チェンジアップ サークルチェンジ ナックル フォッシュ シンカー系 シンカー Hシンカー スクリュー シュート系 シュート Hシュート シンキングファスト 特殊能力 野手特殊能力 チャンス 5:得点圏に走者がいる時、ミート+ 3&パワー+10。絶不調時は発動しない。 4:得点圏に走者がいる時、ミート+1.5&パワー+ 5。絶不調時は発動しない。 2:得点圏に走者がいる時、ミート-1.5&パワー- 5。絶好調時は発動しない。 1:得点圏に走者がいる時、ミート- 3&パワー-10。絶好調時は発動しない。 対左投手 5:左投手との対戦時、ミート+ 3&パワー+10。絶不調時は発動しない。 4:左投手との対戦時、ミート+1.5&パワー+ 5。絶不調時は発動しない。 2:左投手との対戦時、ミート-1.5&パワー- 5。絶好調時は発動しない。 1:左投手との対戦時、ミート- 3&パワー-10。絶好調時は発動しない。 サブポジ 4:サブポジションもメインポジション並に守れる。 2:サブポジションを守ったとき守備力が低くなる。 ケガしにくさ 5:ケガする確率が非常に低い。 ケガしたときの退場率が-60%。 4:ケガをする確率が普通の半分になる。ケガしたときの退場率が-30%。 2:ケガをする確率が普通の2倍になる。 ケガしたときの退場率が+20%。 盗塁 5:盗塁時のスタートがとても速い。盗塁時、走力+1%。走者時に相手投手のコントロール-20&スタミナ減少値+2。 4:盗塁時のスタートが速い。盗塁時、走力+1%。 2:盗塁時のスタートが遅い。盗塁時、走力-1%。 走塁 4:ベースランニングが速い。走力+1%。 2:ベースランニングが遅い。走力-1%。 送球 4:遠投時発動、悪送球率-50%&遠投率ブレ-10%。 2:遠投時発動、悪送球率+10%&遠投率ブレ+10%。 安定度 4:絶好調時、ミート+2、パワー+15。好調時、ミート+1、パワー+10。不調時、ミート±0、パワー-5。絶不調時、ミート-1、パワー-10。 2:絶好調時、ミート+3、パワー+20。好調時、ミート+2、パワー+15。不調時、ミート-2、パワー15。絶不調時、ミート-3、パワー-20。 アベレージヒッター 弾道が低くなり安打が出やすくなる。強振時は発動しない。 パワーヒッター 弾道が高くなり外野フライやホームランが出やすくなる。ミート打ち時は発動しない。 広角打法⇔プルヒッター 広角打法:強振時発動、流し打ちをしたとき打球速度があまり落ちない。絶不調時は発動しない。 プルヒッター:強振時発動、引っ張った時強い打球が打てる。絶不調時は発動しない。 流し打ち ミート打ち時発動、流し打ちをしたときファールになりにくく安打になりやすい。絶不調時は発動しない。 固め打ち その試合で2安打後の打席で発動、ミートカーソル+1.5&パワー+5。3安打後消滅。絶不調時は発動しない。 粘り打ち スイング中もギリギリまでミートカーソルを動かせる。ミートあたり判定+5%。2ストライク後、ミートカーソル+0.5。絶不調時は発動しない。 バント 職人:バントしたとき打球がゴロになりやすい。バント〇よりもバントの構えが速く、バットの当たり範囲も大きい。バントあたり判定+5%。絶不調時は発動しない。。 ○:バントしたとき打球がゴロになりやすい。バントあたり判定+3%。絶不調時は発動しない。 内野安打○ 打った後の走り出しが速い。打者走者の走力加速度+2%。 連打○ 前の打者が安打を打つとミートカーソル+1&パワー+5。絶不調時は発動しない。 初球○ 各打席で1ストライクになるまでパワー+5、ミートカーソル+1.5。絶不調時は発動しない。 チャンスメーカー 走者がいないときミートカーソル+1.5&パワー+5。絶不調時は発動しない。 三振 2ストライクになるとミートカーソル-6。フルカウントになると無効。絶不調時は発動しない。 満塁男 ヒット男:満塁時、ミートカーソル+3。絶不調時は発動しない。 ホームラン男:満塁時、真芯エリア拡大&パワー+20。絶不調時は発動しない。 サヨナラ男 ヒット男:二塁か三塁にサヨナラの走者がいる時発動、ミートカーソル+3。絶不調時は発動しない。 ホームラン男:サヨナラの場面で、真芯エリア拡大&パワー+20。絶不調時は発動しない。 逆境○ 7回以降チームが負けている時発動、ミートカーソル+3、パワー+15。絶不調時は発動しない。 代打○ 代打時発動、ミートカーソル+3、パワー+15。絶不調時は発動しない。 ローボールヒッター⇔ハイボールヒッター ローボールヒッター:低めのボールを打った時発動、打球速度+2%。絶不調時は発動しない。 ハイボールヒッター:高めのボールを打った時発動、打球速度+2%。絶不調時は発動しない。 ヘッドスライディング 1:一塁に駆け込むときに際どいタイミングだとヘッドスライディングし、通常よりも早く塁に着く。 234:二塁、三塁盗時ヘッドスライディングをする。 威圧感 相手投手/球速-2km&コントロール-15&消費スタミナ+15。前の打者/球速-2km&コントロール-20&消費スタミナ+10。絶不調時は発動しない。 いぶし銀 7回以降、同点か2点までのビハインド&一塁ランナーなし時または得点圏に走者がいる場面でミート打ち時にのみ発動、ヒット性の当たりが出やすい。 意外性 5回以降、両チーム無得点または7回以降負けているか同点の場面で同点または勝ち越しのチャンスのとき発動、パワーが140になる。絶不調時は発動しない。 レーザービーム 外野手がランニングスローした時のみ発動、送球速度+9%&送球の軌道が低くなる。専用モーションになる。 守備職人 捕球時の硬直時間-10%&守備範囲+5%&送球モーション速度+2%。ゲッツー崩し無効。背走しながらボールを追うときのスピードが通常より速くなる。ニ塁手や遊撃手がセカンドに送球するときにグラブトスすることがある。絶不調時は発動しない。 ブロック○ 本塁でクロスプレー時に発動。75%の確率で体当りを無効化する。絶不調時は発動しない。 キャッチャー ◎:キャッチャー〇よりもさらに効果が高い。 ○:投手の投球時のブレが少なくなる。投手のスタミナ減少が少なくなる。ピヨリにくくなる。 投手特殊能力 対ピンチ 4:得点圏に走者がいる時に発動、変化量+1。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 2:得点圏に走者がいる時に発動、変化量-1。絶好調時は発動しない。 対左打者 4:左打者対戦時に発動。球速+2&コントロール+10&消費スタミナ-5。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 2:左打者対戦時に発動。球速-2&コントロール-10&消費スタミナ+5。絶好調時は発動しない。 打たれ強さ 4:連打されてもピヨリ状態になりにくい。 2:連打されるとピヨリ状態になりやすい。 ケガしにくさ 5:ケガする確率が非常に低い。 ケガしたときの退場率が-60%。 4:ケガをする確率が普通の半分になる。ケガしたときの退場率が-30%。 2:ケガをする確率が普通の2倍になる。 ケガしたときの退場率が+20%。 ノビ 5:見た目球速+4&(垂直角40度以上:打球垂直角+20%&打球速度-0.5%)。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 4:見た目球速+2&(垂直角45度以上:打球垂直角+10%&打球速度-0.3%)。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 2:見た目球速-2&(打球垂直角-10%&打球速度+0.2%)。絶好調時は発動しない。 キレ 4:変化球のキレが良く、球が打者の手前で曲がる。変化球レベル自体は変わらない。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 2:変化球のキレが悪く、球が打者の手前にくる前に曲がり始める。変化球レベル自体は変わらない。 クイック 4:敵の走者が盗塁2の状態になって盗塁されにくい。投球モーションスピード+10%。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 2:敵の走者が盗塁4の状態になって盗塁されやすい。投球モーションスピード-10%。 回復 5:ペナントで登板間隔が回復4よりもさらに短くなる。 4:ペナントで登板間隔が通常よりも短くなる。 2:ペナントで登板間隔が通常よりも長くなる。 安定度 4:絶好調時、ランダムで所持している変化球レベルに最大+4。好調時、投手ランダムで所持している変化球レベルに最大+3。不調時、投手ランダムで所持している変化球レベルに最大-2。絶不調時、投手ランダムで所持している変化球レベルに最大-3。 2:絶好調時、ランダムで所持している変化球レベルに最大+5。好調時、投手ランダムで所持している変化球レベルに最大+4。不調時、投手ランダムで所持している変化球レベルに最大-4。絶不調時、投手ランダムで所持している変化球レベルに最大-5。 対ランナー2 ランナーを背負うとコントロール-10&球速-2km&変化量-1。絶好調時は発動しない。 ジャイロボール ストレートにジャイロ回転がかかり球速が速く感じられる。絶不調時は発動しない。 超スローボール 超スローボールを投げることができる。 勝ち運⇔負け運 勝ち運:登板時味方チームの全員がパワー+5。絶不調時は発動しない。 負け運:登板時味方チームの全員がパワー-5。絶好調時は発動しない。 闘志⇔ポーカーフェイス 闘志:ガッツポーズが変わる。威圧感(野手)を無効化する。ピヨリ状態でなく、スタミナ0以下でない状態で自責点が2点以内で同点またはリード時に打たれ強さと重い球の効果が少し発動する。球質+1。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 ポーカーフェイス:ピヨリ、短気、疲れ状態が発生したときに表情に出ず、見分けられなくなる。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 重い球⇔軽い球 重い球:相手打者のパワーを下げる。球質+2。真芯で捉えられた時無効。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 軽い球:打たれたとき打球が飛びやすい。球質-2。 逃げ球⇔一発 逃げ球:失投した時、ど真ん中にいく確率が1/8になる。通常は1/4。 一発:失投した時、ど真ん中にいく確率が1/2になる。 寸前× 先発投手の時、勝利権利を得る5回または最終回でチームが勝っている場合に発動。球速-2km&コントロール-20&スタミナ消費+1。 四球 3ボール時に発動。コントロール-40。絶好調時は発動しない。 尻上がり 先発投手の時、7・8回コントロール+10&変化量+1&球速+2km、9回以降コントロール+20&変化量+2&球速+4km。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 スロースターター 先発投手の時、1回コントロール-25&変化量-2&球速-4km2回、コントロール-15&変化量-1&球速-2km。3回以降は通常能力に戻る。絶好調時は発動しない。 奪三振 2ストライク時に発動、球速+2km&変化球+1。絶不調時は発動しない。 けん制○ 牽制のスピードが速い。牽制モーション速度+10%。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 リリース○ ストレートと変化球のモーションが同じになる。 緩急〇 ストレートと遅い変化球を組み合わせて投球すると能力が上がる。 打球反応○ ピッチャー返し時に発動、捕球率+15%。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 短気 ピヨリ状態の時に怒ってしまい、球速が落ちない代わりにコントロールがさらに-20。 シュート回転 投げた球種がストレート系の時に発動、シュート方向に曲がる。発動確率は調子が好調以上なら12.5%、普通以下なら25%。発動時、対戦打者のパワーにボーナスがつく。球質-2。 力配分 能力が低い打者と対戦時に発動。球速-2km&消費スタミナ-10&変化量ダウン。 乱調 先発投手の時、イニングが変わるとコントロール-40。発動イニングはランダム。絶好調時は発動しない。 威圧感 先発以外の登板時に発動、対戦打者のパワー-25&ミートカーソル-8.0。 根性○ 先発投手の時、スタミナが-5以下に下がらない。。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 クロスファイヤー 利き腕と対角線上になる場所にストレート系の球種を投げた時に発動。ノビ+2。 球持ち○ 投球時の球持ちがよく、着弾点が遅く表示される。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 低め○ ストライクゾーンの高さ1/3以下へ投球時に発動。コントロール+20。絶不調時、ノックアウト状態では発動しない。 メジャー専用特殊能力 内野安打◎ 打ってからのスタートダッシュが最高に速い。 ベアハンドキャッチ 素手でのキャッチが得意。 スパイダーキャッチ 壁ジャンプで大きくジャンプできる。 ボットマン ダブルプレーをとりやすい。 クラックピッチ 対ピンチ2~4と同じ。 ピックオフ○ けん制○と同じ。 ドクターK 奪三振と同じ。 クラッチヒット チャンス2~5と同じ。 ゴールドグラバー 守備職人と同じ。 ゲームエンダー サヨナラ男と同じ。 トラッシュトーク ささやき戦術と同じ。 その他の特殊能力 人気者 強振多用⇔ミート多用 慎重打法⇔積極打法 慎重盗塁⇔積極盗塁 積極走塁 積極守備 ムードメーカー ムード○⇔ムード× 4番○⇔4番× 対エース○ 対強打者○ 選球眼 体当り ゲッツー崩し ささやき戦術 エラー テンポ○ チームプレイ○⇔チームプレイ× ○○(チーム名)キラー フルカウント○ 身長デカ⇔身長チビ 打撃信頼感 守備信頼感 速球中心⇔変化球中心 投球位置左⇔投球位置右